アニメや漫画、ゲームなどの感想を、だらだらと。たまにSSも書いてます。
「Fate/Zero」第17話
2012年04月29日 (日) | 編集 |

遠坂時臣の、静かなる最期の回。
なるべくしてなった、必然と言えば必然の幕切れではあります。
時臣は人が良すぎるというか、戦いには向いてない性格なんですよね。
言峰パパの死に、「あってはならない」って言ってる時点で、
全然覚悟が足りてない。
そりゃあ、いつかはこうなりますよ。

魔術なんてものさえなければ、彼もごく普通の、
優しいパパさんなんですけどね。
それは雁夜おじさんや、その他、全ての人にも言えること。
そう考えたら、魔術は人類の手に余る、過ぎた代物なんじゃないかな、
とさえ思えてきます。
「もしも魔術なんてなければ」
そういう「IF」を想像させてくれただけでも、
今回のエピソードは非常に満足で、濃密な30分でした。
二期に入ってからガンガン人が減っていく! 楽しい!

しかしまあ、最悪なコンビが誕生しましたよね。
マスターだけに限れば、言峰の戦闘力は作中最強で、
ギルさんも他のサーヴァントとの相性の良し悪しはあれど、
総合力なら最強。
マスターとサーヴァントの相性も抜群。
こいつら、もう止めようがありませんよね。
ぐいぐい押してくるギルさんも、
ついに自分の本性を認めた言峰も、
どっちも素敵でした。
二人とも悪い顔してたよなあ。
これでこそ悪役。圧倒的な、悪。
ケイネス先生がいなくなっても、
まだまだフェイトゼロは見逃せない。


テーマ:Fate/Zero
ジャンル:アニメ・コミック
「夏色キセキ」第4話
2012年04月27日 (金) | 編集 |

おれがあいつであいつがおれで、な回。
御石様のアバウトでファジーな解釈がハンパない。
これはやっつけ仕事と言われても仕方が無いレベル。
なんだ、この展開は。御石様は何を考えているんだ?
これは、御石様は願いを叶える願望器ではない説、浮上か?
我々が想像している以上に、もっととんでもない代物である可能性は、
充分にあるでしょう。
いや、あるいは、無意識な願いをくみ取ったと考えるべきか?

色々置いといて、
この作品はスフィアアニメなんだなあっていうのは、
見ていて伝わってきますね。
スフィアありきの、スフィアの魅力を前面に押し出すことが前提のアニメ。
今回のエピソードだって、四人の演技があってこその内容ですし。
まあ、その是非はともかく、
少なくとも「見逃したくない作品」ではあります。
この先どうなるのかは気になるし、
考えたり、こうやってブログに書いたりするのが楽しい作品なんですよね。
なので、これからも意表を突くサプライズを連発してくれると、
非常に嬉しく、ありがたいですね。
まだまだこれからも、全力で追いかけていきますよ。


テーマ:夏色キセキ
ジャンル:アニメ・コミック
「咲-Saki-阿知賀編」第2話
2012年04月24日 (火) | 編集 |

メインキャラ勢ぞろい!
阿知賀女子の残る二人は、
玄さんの姉である松実宥と、
ちっこさに定評がある鷺森灼。
どちらも個性が強く、分かりやすい特徴を持ったキャラで、
見ているだけでキュンキュンしてきますね。
特に灼は他のメンバーと違って、「ガチ」な匂いがするというか、
そこはかとないエロスを感じるんですよね。
もちろん、性的な意味で。
性的な意味でエロい。
「性的じゃないエロスってなんだよ」って言われても困りますが、
放送を見ていて、ふとそんなフレーズが頭に浮かんだので、ええ、はい。
レジェンド晴絵との絡みは当然のこととして、
他のキャラとのあれこれにも、期待したいところです。
灼かわえー。かわえー。

この五人が清澄と戦うだろうことを思うと、
自然と胸が高鳴りますが、
まあ、その前にまずは地方予選を勝ち抜かなければならないので、
何はなくとも、ライバル校である晩成との戦いが楽しみですよね!!
いやー、小パシリ先輩マジかっけーわー。
「ニワカは相手にならんよ」とか、マジ名言だわー。
次回が楽しみだわー。

ともあれ、EDも素敵だったし、
このまま安定して楽しめそうなので、
なんの不安もなく来週を待つことにしましょうか。
行こう、全国へ!


「Fate/Zero」第16話
2012年04月22日 (日) | 編集 |

鼻血出るかと思うくらい興奮した。すごい。
急展開に次ぐ急展開。
そしてこれ以上ないくらい、最高の散りっぷり。
これでこそフェイトゼロ。これでこそ、ランサー組。
ランサーの最期の表情が、とてつもなくすさまじくて、
こういう物語を書ける原作者もさることながら、
この表情を描ける製作スタッフも、あっぱれだと思わずにはいられません。
フェイトで、虚淵玄で、ufottableで、あおきえいだもんな。
そりゃあ、こんな怪物じみた作品が出来上がるよ。
拍手喝采だよ。

騎士の誇りを土足で踏みにじる切嗣は、まさに外道。
しかし、聖杯戦争の戦い方としては、これ以上なく正解でもある。
切嗣は一切妥協しないからすごいんだよなあ。
やるからには徹底的にやる。絶対に手は抜かない。
ある意味、登場人物の中では一番純粋なキャラなんですよね。
どこまでもまっすぐで、自分の気持ちにウソがつけない。ごまかせない。
だから、争いそのものを肯定する全てが、憎くてたまらない、と。

ただ、その生き方はいずれ破綻するのが分かりきっているんですよね。
彼の生き様は、理想そのもので、理想の対義語は現実なんですよ。
現実の世界に、切嗣が求めているものは無いわけで、
いずれは理想を抱いて溺死するのが目に見えている。
そのことを自分でも分かっているからこそ、
あらゆる願いを叶える聖杯を求めているのでしょうけど、
だからこそ、見ているこっちは余計に悲しくなってくるわけです。
このへんはSN本編にも関わってくるから、
あまり余計なことは言えないけれど。

ランサー組の敗因を挙げるとするなら、
チームの相性が悪すぎた、の一言に尽きるでしょう。
マスターはサーヴァントを道具としてしか見ておらず、
サーヴァントは勝利よりも誇りを重んじ、
魔力供給源たるサポーターは色恋に溺れる始末。
これでは勝てるものも勝てないよ。

戦い方次第では、充分に優勝を狙えたとは思うんですけどね。
ケイネス先生は魔術師として最高クラスの力を持っているし、
ランサーだって持ち味を生かして上手く立ち回れば、
どのサーヴァントとも互角以上に立ち回れたはず。
聖杯そのものに興味が無かった、
つまり勝利への執着が足りなかったのが、
もう一つの敗因と言えるのかもしれませんね。
魔術師としてのプライドや、騎士としての誇り。
そんなものに振り回されず、
切嗣のように徹底して勝つことだけを考えていれば、
あるいは、といったところか。

まあ、「たられば」ですね。
結果としては、ランサー組はここで敗退。
一番好きだったチームなだけに、
自分の中ではここが実質、最終回ですね。
最高だった。感動した。

宣伝ってわけでもないですけど、
以前、こんなSSを書いたりしました。

「Fate/Zero」二次創作 『Last Order』

ケイネス視点の二次創作です。
ランサー組のラストとしては、まだ救いがあるんじゃないかなと、
自分では思っていたりします。
まあ、こうならないからこそ、フェイトゼロは面白いわけですが。

ともあれ、次回以降も全力で試聴させてもらいますよ。
キャスター組もランサー組も、自分の中では最高のラストだっただけに、
残る陣営がどんな結末を迎えるのか、楽しみ楽しみ。
今回のエピソードを超えるくらいの、
盛大なあれこれに期待したい。


テーマ:Fate/Zero
ジャンル:アニメ・コミック
「夏色キセキ」第3話
2012年04月20日 (金) | 編集 |

優香と凛子の願いが通じなかったのは、
心の底から願ってないから、
つまり本当は離れたくないから、
離れないんですね分かりますここにキマシタワーを
と思っていたら、ただの時限性だったでござる。
これにはさすがの百合厨も苦笑い。
もっともっと百合百合してくれてもいいのよ?

御石様ちょろいなあと思いながらも、
発動条件が明確になってきて、
いよいよこれからが本番ってところでしょうか。
これでうかつにお願いできなくなるし、
ちょっと楽しみが増えてきましたね。

もう少し飛ばし気味に進めてくれてもいいのになあ、
とは思わないでもないですが、
まあ、焦らない焦らない。
これからこれから。
まだまだ今作には期待してますぜ。


テーマ:夏色キセキ
ジャンル:アニメ・コミック
「咲-Saki-阿知賀編」第1話
2012年04月17日 (火) | 編集 |

咲-saki-のスピンオフ作品「阿知賀編」のアニメが、
ついについに始まりました!
原作はコミックスで追ってますが、
アニメも原作の熱さを忠実に再現した内容になっていて、
非常に満足な第1話でした。
熱い。熱いぞ。
エアバッグがなければ即死だったぜ!

和やタコスをはじめ、小鍛冶プロやトシさんといった
見知った顔の登場にテンションが高まりつつも、
何はなくとも、メインキャラのこれからを見守りたいですね。
勢いだけで人生渡り歩いてる穏乃や、
若干ヤンデレ気味な玄さん、
あざとかわいい憧さんに、まだ見ぬあの人やこの人、
もちろん、レジェンド晴絵も忘れちゃいけないぜ!

阿知賀編はおそらくアニメと漫画のメディアミックスが前提の
企画作品で、両者が同時に終わるんじゃないかなと思っています。
そのためか、全体的にテンポが早く、
これからも勢い重視な展開が多くなるのでは、
というのが今のところの予想ではあります。
でもまあ、1クールあるのなら、
たとえば漫画では省略された闘牌のシーンなんかも、
ちゃんと描いてくれるんじゃないかな、という期待もあるので、
既読組にとっても見逃せない番組になりそうですね。
胸が踊る。

ちょっと話はそれますが、
和の「母の仕事は二、三年で転属になる」は、
咲-saki-本編の伏線にもなってるんでしょうね。
つまり、和は清澄も転校することになり、
いずれは咲の前に、対戦相手として現れる、と。
実際にそうなるかは分かりませんが、
こうやって本編とリンクした伏線を張ってくれると、
想像が広がって楽しいですよね。
まあ、そういう展開はまだ遠い話だとは思うので、
今はただ、原作がこれからもずっとずっと続くことを願うばかりです。

なんだかグダグダと長くなりましたが、
それだけ嬉しくてたまらない第1話だったってことで
勘弁してやってください。
まだまだこれから先も、全力で楽しむぜ!
行こう、全国へ!


「Fate/Zero」第15話
2012年04月15日 (日) | 編集 |

対キャスター戦、決着の回。
第二期の二話目にして、ついにセイバーの見せ場ということで、
超ド派手で、超絶かっこいい必殺技が炸裂しましたね。
それなのに、周囲の空気は祝福や尊敬などとは程遠く、
むしろ哀れんでる感じなのが、今作らしくて素敵でした。
原作者含め、製作スタッフは全員ドS!
いいぞ、いいぞー!

セイバーは今作では、
徹底的に否定されるべき存在として描かれていて、
そしてそれはランサーも同様で、
彼の生き様全てが悲しいなあ、と思わざるを得ません。
「聖杯戦争に勝つこと」を最優先するのなら、
あの場を離脱するのが最善ではあるんですよね。
キャスターの暴走は、むしろランサーにとっては好機で、
あんなの放っておけばいいんですよ、勝つこと最優先なら。
逃げたところを誰かが追走してきても、
最高の機動力を誇るランサーにはまず追いつけないでしょうし、
自身が力を温存している間に、他の人たちが
不死身の怪物を処理するのに手間取り、
消耗してくれれば儲けものなわけで。
切嗣は「放っておいたら聖杯戦争そのものが破綻しかねない」
とは言ってましたが、いざとなったら時臣が令呪を使ってでも
ギルさんに切り札を使わせていたでしょうし。

そんな好機を、騎士としての誇りゆえに逃し、
戦力さえも半減するハメになったわけですから、
そりゃあ、その生き様を悲しいと思ってしまいますよ。
ランサーはランサーゆえに、こうならざるを得なかった。
これが、ディムロットの辿る運命。

その他、興奮を隠しきれない言峰とか、
キャスターは最後の一瞬だけ正気を取り戻せたのかなあとか、
色々と思うことはありますが、
総じて面白かったです。
今回の戦いって、マスターもサーヴァントも切嗣組が倒したわけだし、
切嗣が令呪をゲットすることになるんでしょうね。
追加の令呪って、1回分なのかな、それとも3回分?
どっちにしろ、嫌がるセイバーさんに無理強いさせる機会が増えるわけで、
ここから先がより楽しみになってきましたね!
情け容赦のない切嗣のこれからの言動に、期待大です!
うっひょー!


テーマ:Fate/Zero
ジャンル:アニメ・コミック
「夏色キセキ」第2話
2012年04月13日 (金) | 編集 |

女の子同士で密着して悶えながら汗まみれになり、
女の子同士で追いかけっこをする、ただそれだけの回。
全体的に非常にシュールな内容で、
そのシュールさとラストの感動にギャップがある、
古典的ながらも良質なエピソードでした。
こういう方向で進んでくれるのなら、
安心して見続けられるかなあという感じ。
これだ、こういうのを待っていたんだ。

ただ、まだまだカオス分が足りてないとも思うので、
もっともっと弾けて欲しいな。
変に気取ったりせず、もっと百合百合しい描写にした方が、
感動描写とのギャップが大きくなって、
今以上に素敵な作品になるんじゃないかな、と個人的には思ってます。
まあ、そこは御石様の発動条件なんかも含めて、
ここから先に期待ということで。
まだまだこれからこれから。
楽しみ楽しみ。


テーマ:夏色キセキ
ジャンル:アニメ・コミック
「アマガミSS+」第13話
2012年04月09日 (月) | 編集 |

紳士淑女が集う爽やか健全アニメ、アマガミもついに最終回!
最後は完全にサービス回で、大満足なラストエピソードでした。
世界観的には、全キャラとのフラグが
それなりに立ってる状態のルート、と考えていいのでしょうか。
美也編という名にふさわしく、美也の暴走っぷりが素晴らしかったです。
OPも良かったですよねー。
「最終回だけOPやEDの映像に変化がある」という演出が大好きなので、
「やるじゃん!」って痺れましたよ。思わずガッツポーズ。

しっかし、セクシー先生も含めて、全キャラ総出演の
大ボリュームな内容でしたね。
まんま肉まん的な意味でも。ええ、はい。
ここまで来たらジョージのナレーションにも期待したかったところですが、
ジョージはあくまで紗江ちゃん専用ってことか。
その紗江ちゃんや、梨穂子といった、
本編ではいまいち目立ってなかったキャラ、
ぶっちゃけ地味なキャラに焦点を当てていたのは、
構成としては正解だったと思います。
他のキャラはメインエピソードでがっつり活躍しまくってたし、
これでちょうどいいくらいのバランスになって、
誰もが幸せになれたんじゃないかな。
絢辻さんがかませ扱いとか、こういうエピソードでしか
見れないと思うし、それはそれで新たな魅力になってましたもんね。
全身を容赦なく舐め回されて悶える梨穂子も素敵でした。
最高でした。

総評としては、前期に負けず劣らずの変態アニメだったなあ、と。
後日談ってことで、
ほとんどのエピソードが好感度マックスから始まるので、
最初から密度の高い、濃い内容だったのが、
さらに満足度を高めていた要因だったと思います。
お気に入りのエピソードを挙げると、
ラブリー編、七咲編、絢辻編
あたりが特に好きでしたね。
キャラとしては梨穂子が一番好きなんですけど、
やっぱり消化不良感というか、もうちょっと満足したかったな、
という思いはあるので。
そのあたりはまあ、最終回でかなり補完してくれたので、
今は特に不満なんてないんですけど。

ともあれ、全体的には完成度が高く、
期待を裏切らぬ内容の数々に、
今はただひたすら、感謝あるのみです。
素敵な作品を、ありがとう。
スタッフの皆様、お疲れ様でした!


「Fate/Zero」第14話
2012年04月08日 (日) | 編集 |

面白かった。クッソ面白かった。
興奮しすぎてマジで死ぬかと思った。
いやー、うん、これは、すごいわ。
一期でキャスターとの決戦を引き延ばした理由が分かりましたよ。
こんだけ盛り上がるのなら、そりゃあ、詰め込んじゃあダメだわ。
正解、正解。最高、最高。

最初から最後まで、全部が見どころで、
何から語ればいいのか迷うところですが、
個人的にはバーサーカーが戦闘機を宝具化したところが、最大風速かな。
その後のギルさんとのドッグファイトも含めて、超盛り上がった。
お前ら何やっとんねん、と。

時臣とおじさんのやり取りも、どっちの理屈も分かるだけに、
救われないなあと哀しくなったり。
あの二人、絶対に分かり合えないもんね。価値観が違いすぎるもん。
話し合っても分かり合えないっていうのは、哀しいよ。

龍之介の最期については、もう大往生と言っていいくらいの、
満ち足りた死にざまでした。
彼は狂人で、悪役で、誰からも理解されない殺人鬼だったけど、
それでもキャスターというパートナーと出会うことが出来て、
死ぬ間際には自分なりの答えを見つけられたんだから、
きっと、幸せだったんだろうなあ。
キャスターもおそらく次でおさらばだとは思いますが、
龍之介に負けないくらいの、
超COOLな散りっぷりを見せてもらいたいものです。

ともあれ、それぞれのキャラに見せ場があった、
二期開始のエピソードとしては最高の内容でした。
OPやEDの映像は、後々差し替えがあるのかな?
そのあたりも含めて、これから先も楽しみ楽しみ。
クッソおもしれー。


テーマ:Fate/Zero
ジャンル:アニメ・コミック

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