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「東京ESP」第6話
2014年08月18日 (月) | 編集 |


アクションの方向性が、明らかに変わりましたね。
師匠登場や修行のシーンが顕著で、
エフェクト多めの、原作らしい動きに近い感じを受けました。
路線変更なのかな? それとも今回だけ?
できればこれ以降もこの方向の演出で
進めていってくれると嬉しいのですが、
さて、どうなることやら。

今回一番良かったのは、教授がピアノを弾いているシーン。
あの場面で美奈実が、
「京太郎のことを思い出していた」
に変えたのは、ナイスなアレンジでした。

教授は美奈実が、
「リンカとのやり取りを思い出している」
と思っている。
実際、原作ではそうだったんですけど、
ここを京太郎に変えることで、
二人の間にある思考や感情のズレ、
「微妙に通じ合ってない感じ」を表現できているんですね。
そのおかげで、シーンそのものの解釈が変わってくるし、
キャラの深みも増している。
アニメ化の在り方としては、充分許容されるべき変更点だし、
こういうところは本当に、上手いなあと思うわけです。

ただし、
「私はあなたを一人にはしません」
って言った直後に瞬間移動するのは、
完全にギャグになってるので、ここは賛否両論かもしれません。
個人的には笑えたからいいけど、なんでここ変えたんだろう?
これも「通じ合ってない感じ」の表現のうちなのかなあ。

その他、今回も細かい部分での変更点がいくつか見受けられましたが、
一番大きかったのが、やはり京太郎が拉致られたこと。
ここで京太郎との別離を持ってきたのは、
まあ、どう考えても尺の都合で、
それはそれで仕方ないとはいえ、
もったいないなとは、どうしても感じますね。
見てみたかったいくつかのエピソードが、
まず間違いなくカットされるだろうし、
何より、リンカとの積み重ねが、圧倒的に足りなくなる。
この後の展開も相当変わってくるはずなので、
どうやって繋げるんだろうという興味は沸いてきたりはしますが、
本当にどうするんだろう。
目が離せない。


テーマ:東京ESP
ジャンル:アニメ・コミック

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