

2014年08月25日 (月) | 編集 |
江戸山紫ちゃん大活躍な回。
ドラゴンリメンバー、イヤッホーウ!
紫ちゃんは今作の「旨み」がギュッと詰まったキャラだと
個人的には思っていて、
「ここ」に至るまでの手順や、
「戦力外からの覚醒」という意外性、
「厳しいながらも努力次第では乗り越えられそうな制約」等々、
原作でこのエピソードを読んだときは、
見せ方が上手いなあと感心させられたんですよね。
アニメではアクションが相変わらずでしたが、
今回のエピソードを見て紫ちゃんのファンになった方は、
ぜひ原作を買いましょうということで、はい。
すてますてま。
今回も細かい部分での変更点はたくさんありましたが、
一番大きかったのは、やはり京太郎関連。
美奈実の運んできた料理が、すごくヘルシーでかわいい!
このオムレツ、絶対、美奈実の手料理ですよね!
何これ、キュンキュンする!
ケチャップのかけ方が、ちょっとハート型っぽいのは、
ハート型にしようとしたけど、
ふと我に返って自分が何をしているのかに気付き、
恥ずかしさのあまり力を入れ過ぎて、
ケチャップがこぼれて形が崩れたけど、
でも、これならバレないから大丈夫か、
よし、いつも通り冷静さを装って京太郎に届けよう
みたいな思いが込められてたりするんじゃないですかね!?
ちょっとこれ、紫ちゃんにサイコメトリーしてもらえないですかね!?
……と、ほんの少しばかり取り乱したりしましたが、
大丈夫だ、問題ない。落ち着け、落ち着くんだ。
しかしこうなってくると、本当にこれから先はどうなるんだろう?
ネタバレになるのであんまり詳しくは言えないのですが、
京太郎の処遇がこのままだと、後々の展開にも影響が出てきますし、
その辺りも大幅にアレンジしてくるのかなあ。
「子どものままでいい」という思考が、
決め手になってきそうな気はしますが、さてさて。
あとは、「超能力規制法案」に関する詳細がカットされのも
地味に大きくて、そのせいで、
テロリストの行動に説得力が失われてるんですね。
歩のお母さんは、超能力者の人権を無視した法案を推し進めていて、
彼はそのことに反発して、暴力に訴えたわけで、
(「それ」だけではないのですが、そこも省略されている)
ここは丁寧に掘り下げて欲しかった。
紫ちゃんのラストのセリフ追加は、良アレンジ。
ただ、これを加えるのであれば、
「歩が立ち上がれない理由」は、
原作通りの方が良かったんじゃないでしょうか。
その方が歩と紫の、両者の対比をすっきりと描けたのに、
なんで変えたんだろう?
「こんなときに」って言ってる以上は、
足がすくんだのではなく、ケガをしたということですよね。
うーん。
※こんなときに=不可抗力、自分の意思とは関係ない事態
足がすくむのは、こんなときだからこそ。
そうでないのなら、足はすくんでない。
だって、「こんなときに足がすくむなんて」とは言わないですよね。
まあ、ここに至るまでの場面で、いじってる個所もあるから、
「紫が立ち上がった理由」も弱くはなってるのですが、
だからこそ余計にもったいないと言いますか。
とはいえ、後半はテンポも良くて、
東京ESPらしいコミカルな感じも伝わってきたので、
自然に素直に楽しめました。
紫ちゃんはほんまもんのヒーローやでー。
さあ、次回はどうなるのかな。
楽しみだな。
ドラゴンリメンバー、イヤッホーウ!
| ホーム |