

2022年09月26日 (月) | 編集 |
とっても素敵な最終回でした。
これまでの集大成、全てが詰まったエピソード。
あの人にも見せ場があったのが良かったですね。
みんなで事前に、内緒で準備していたのでしょう。
粋な計らい。
復興やリモートなど、
今の時代に沿ったテーマと演出の数々は、
見ていて胸を打たれました。
製作側も強く意識して、作っていたと思います。
離れていても、応援できる。力になれる。
その場にいない私たちでも、
決して何もできないわけじゃない。
それはきっと、彼女たちウィッチにも言えること。
前線には立てなくても、ポンコツでも、
やれることはある。力になれる。
そのことがビシバシ伝わってきました。
ルミナスウィッチーズという作品で、
やりたいことをやりきれたと思います。
ジニーちゃんの転属の話に関しては、
多少の解釈が必要になってくるでしょうけど、
エピローグで全く話題に上がってないということは、
「なくなった」という前提で考えるべきです。
おそらくモフィが力を発揮できるのは、
「ジニーちゃんが歌うときだけ」になったのではないか。
成鳥になることで、歌に特化した力へと進化した。
しかも、力を使うとポンコツ化するから、
実戦では使い物にならないと判断された、
みたいな解釈はどうでしょうか。
もちろんそれに加えて、舞台の裏では、
グレイス隊長が相当がんばったんだと思います。
上層部を言いくるめるため、
事実ではないことも伝えたかもしれません。
好意的に想像するなら、あの公演を見た上層部が、
ジニーちゃんをルミナスの一員として活動させた方が有益だと、
そう判断したと考えることもできます。
世界中にファンが生まれたから、その声を無視できなくなった、
という方向で考えてみるのも楽しいですね。
いずれにせよ、ジニーちゃんはこれからも歌い続ける。
そのことだけは確かなのでしょう。
それだけで満足です。
最高の結末です。
そんなわけで、最終回でした。
ルミナスウィッチーズ、終わってみれば、
最っっっっ高のアニメでしたね。
序盤こそ「よくまとまった作品」という印象でしたが、
4話で弾けて、そこからはずっと、
クライマックスをキープしたまま駆け抜けてくれました。
ワールドウィッチーズという世界観の中では、
異色な位置づけの作品ですが、
それだけに、この世界に更なる深みと幅広さ、
そして様々な可能性を与えてくれた、素晴らしい物語でした。
このアニメのおかげで、
ルミナスのみんなのことが大好きになりました。
ウィッチに不可能はない。
この言葉を改めて噛みしめながら、余韻に浸ります。
今作に携わった全ての方に、大きな感謝を。
本当にありがとうございました!


2022年09月25日 (日) | 編集 |
二話まとめての感想です。
以下、ネタバレあり。


2022年09月20日 (火) | 編集 |
ジニーちゃんのメイン回にして、
最高の再会エピソード。
良かった。本当に良かった。
ようやくジニーちゃんの本音が聞けましたね。
モフィーと別れ、役目を終えた彼女ですが、
だからこそ自分自身と向き合い、
やりたいと思えることに気付けた。
彼女の素直な告白に、胸を打たれました。
ジニーのことを想う、みんなの気持ちも素敵でしたね。
ミラーシャの怒りも、いのりの悲しみも分かるし、
他の隊員たちの気遣いも良かった。
編成にしろ衣装にしろ、
9人いる前提で考えて、実行していく。
それだけみんなの中で、ジニーちゃんの存在が大きく、
大切なものだったんだと、改めて伝わってきました。
エリーは自らの行為を悔いてましたが、
彼女のやったことは間違いではなかったし、
結果的にではあるものの、
ジニーちゃんがモフィーと別れたことで、
転属を回避し、こうして再会できたわけです。
良かれと思ってやったからこそ、最良の結果になった。
そのことは、胸を張って受け止めていいと思います。
グレイス隊長も裏方として、
やれるだけのことをやっていたと思います。
ジニーの籍を残したままだったのでしょうし、
時間いっぱいまで待っていたのも、
「もしかしたら」の可能性を、
最後まで追っていたからのはず。
何かが起きるかもしれない、と思っていた。
そんなみんながいたからこそ、
ジニーちゃんも戻りたいと思ったし、
自分自身に正直になれた。
本当に素晴らしいエピソードでした。
最高です。
次回はいよいよ最終回。
ここまでのものを見せてもらったのですから、
当然、ハッピーエンドにも期待しますよ。
ジニーちゃんはモフィーと再会できるし、
また飛べるようになるに決まってます。
たぶん、その際は、
モフィーが成鳥となったことで、
使い魔としての性質が変化してて、
ジニーちゃんはナイトウィッチじゃなくなるんじゃないかな。
だから、転属の話もなかったことになる。これだ。
ご都合主義でもなんでもいいです。
みんなが笑顔のままでいられるのなら、
それでいいんです。
ともあれ、最高の最終回になると信じています。
焦らず、じっくりと、そのときを待ちましょう。
わくわく。


2022年09月16日 (金) | 編集 |
連載再開!
以下、ネタバレあり。


2022年09月12日 (月) | 編集 |
最高に最高でした。
完璧な構成。
エリーとジニー、二人のエピソードを交差させて、
両者の抱えている問題を解決させた、
100点満点のエピソード。
これがルミナスウィッチーズだ。
エリーもジニーちゃんも、どちらも最高でしたし、
さらにはモフィの正体についても、
最高の「答え合わせ」だったんですよね。
モチーフは「みにくいアヒルの子」なんだと思います。
ラストシーンの、羽ばたきながら姿が変わる瞬間は、
本当に心が震えました。
これがやりたかったんだなと、
ビシバシ伝わってきたんですよ。
気になるのは、白鳥ではなく「黒鳥」だったこと。
いわゆるブラックスワンであり、
オーストラリアの固有種だそうです。
さらに言えば、渡り鳥ではないんですよね。
つまり、本来なら欧州にいるはずがない鳥なんです。
だからジニーちゃんもみんなも、その雛鳥を見たことがなかった。
そのため、誰もモフィの正体に気付けなかった。
では、なぜ黒鳥たちは、そこにいたのか。
考えられるとしたら、あの黒鳥たちは、
「オーストラリア在住のウィッチ」に使役されて、
そのウィッチごと欧州までやって来た、という可能性です。
そしてその後、なんらかの理由により契約が解除され、
野生に帰ったんじゃないでしょうか。
「なんらかの理由」は、
ネウロイの襲撃である可能性が高いでしょう。
使役していたウィッチが戦線離脱し、
その際のアクシデントか何かでモフィが迷子になり、
さらにはガリアが封鎖されたため、両者は分断された。
モフィの仲間探しがうまくいかなかったのは、そのため。
探しに行けない場所に、仲間がいたから。
さらに発想を伸ばせば、
ワールドツアーの巡回先には、
オーストラリアは入ってなかったのだろう、
と考えることができます。
つまり、あの世界のオーストラリアは、
戦禍に巻き込まれていない可能性が高い。
「オーストラリア在住のウィッチ」あたりは、
現時点では推測の域を出ませんが、
個人的にはそれが「答え」だとしたら、完璧に納得できます。
さて、真相やいかに。
いやー、しかし、いずれにせよ、マジできついですね。
あれこれ語ってきましたが、これを書いている今も、
頭の中はジニーちゃんのことでいっぱいです。
「力の喪失」は避けて通れない課題とはいえ、
ジニーちゃんの瞳からモフィたちの姿が消えた瞬間、
胸が締め付けられましたよ。
悲しい、本当に悲しい。
モフィのことを最優先に過ごしてきた彼女にとって、
これはベストな結果なのかもしれません。
それでも、自ら望んだこととはいえ、
そのモフィを見ることができなくなった、というのは、
あまりにも残酷すぎませんか。
ただしこれは、乗り越えられる試練だと信じてはいます。
何者でもなくなったジニーちゃんだけど、
それでも、歌だけは残されている。
歌うことだけはできる。
そこに希望があるはず。
もっと言えば、それさえも大事なことではないんです。
ナイトウィッチだから、歌が上手いから。
そんなのはどうでもいい。
ジニーちゃんはジニーちゃんだから、ここにいる。
いてもいい、いて欲しいんです。
一週間、待たなければならないのがもどかしいですね。
次回の放送も楽しみにしています!


2022年09月06日 (火) | 編集 |
苦労人ジョーのメイン回!
ご家族と再会したシーンが面白かったですね。
「兄弟が多い」は話に出ていたものの、
実際目の当たりにすると、圧巻の一言。
そりゃあ、あれだけいたら、
「一番上」は強くならざるをえないし、
大人にならざるをえません。
家族だけでなく、ご近所の皆さんにも、
慕われていることが伝わってきましたし、
そのことが「誰のための公演か」を、
見つめ直すきっかけになっていたのも良かった。
新衣装と新曲のお披露目も盛り上がりましたし、
「ドーナツ」の演出も素敵でした。
回想シーンでちょっと泣きそうになりましたよ。
グレイス隊長の反応もいいですね。
「まあいっか」で済ませられる懐の広さと、
何かあっても責任は自分が負うつもりである、
ということが、見ていて伝わってきます。
ラストのシルビィとの会話も良かった。
大人になるしかなかったジョーにとって、
甘えられる存在がシルビィであり、
一人っ子であるシルビィにとっても、
ジョーは甘えさせてやれる存在なんですね。
お互いに求めていたものを、補い合っている。
本当に良いペアだと思います。
締めの展開も素晴らしいですね。
「ガリア解放」というインパクト抜群な吉報は、
音楽隊のこれからにも、大きな影響を与えるでしょう。
エリーの掘り下げも超楽しみです。
普段は飄々としている彼女ですが、
彼女も「そうせざるをえない」境遇なんですよね。
故郷へ帰還したエリーが何を語り、
音楽隊のみんながどう応じるのか。
そのあたりに注目したいです。
次回の放送も楽しみにしています!
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