

2018年11月03日 (土) | 編集 |
以下、ネタバレあり。
優希の回想シーン、めっちゃ良かったですね。
「気を使わなくていい」と言ってる優希自身が、
一番気を使ってるっていう、これね、これ。
「相手の学校を応援していい」のコマで、
目元が見切れてるのも良い。
そんな彼女への、二人の返答が素敵。
「そんなこと考えたことなかった」
とでも言いたげなこの反応がね、いいですよね。
まさに一心。心は一つ。
「私はみんな」は、言い換えれば「みんなは私」なんですね。
優希はそのことにも気付けたはず。
だから、たとえば優希にとって親しい人が、
清澄の誰かとぶつかることになったとしても、
彼女は迷わず仲間を応援するでしょう。
それがチームというもの。
当たり前と言えば当たり前。
だからこそ、大事なこと。
少し話は逸れますが、気遣いという点で見れば、
原村和にとって鷺森灼は、阿知賀のメンバーの中で、
最も気兼ねなく戦える相手ではあるんですよね。
奈良にいた頃には、会ったことがないかもしれない相手であり、
五人の中では最も「つながりの薄い」相手。
物語的には、灼が阿知賀の副将である理由も、
そういうところにあるんじゃないかな、と思ってます。
このあたりのことは記事を一本書いてるので、
興味のある方は是非。
原村和と鷺森灼が戦わなければならない3つの理由
そんなこんながありつつも、東ラスを制したのは、
またしてもあの人!
ドラだけであがりまで持っていける配牌なら、
その速度は東風の神をも上回る!
それが阿知賀のドラゴンロード、松実玄だ!!
前回、あがったときは、
竜の爪がなんにも隠せてませんでしたが、
今回はほぼ全身を覆うようなド派手な演出!
かっこいい、かっこいいぞ玄さん!
玄さんが親のまま、東場は続行。
つまり、優希にもまだチャンスはある。
最後にひとあがりできるのか、
それとも他の誰かが横槍を入れるのか。
あるいは、玄さんの親がまだまだ続くのか。
決勝戦に相応しい、殴り合いの展開が続いてますね。
ダークホース二校が大暴れする中、
白糸台と臨海女子は耐える時間を過ごしていますが、
このまま押されっぱなしのまま終わるとも思えません。
反撃の機会は、必ず訪れるはず。
その瞬間に備えつつ、まずはこの東ラスの攻防を見守りましょう。
咲-Saki-インハイ決勝先鋒戦、まだまだ続くぞ!
続くはずだぞ!
見逃すな!
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