アニメや漫画、ゲームなどの感想を、だらだらと。たまにSSも書いてます。
映画「がっこうぐらし!」感想(ネタバレあり)
2019年01月27日 (日) | 編集 |


実写版がっこうぐらしを見てきました。
以下、ネタバレありの感想です。




先に言っておきましょう。
100点です。
文句なしに完璧な実写化でした。

改変箇所はいくつもあります。
全体の構成もそうですし、
物語の根幹に関わるようなものもありました。
ただ、一本の映画として成立させるためには、
あれで正解だったと思います。
余分な情報をそぎ落とし、
限られた時間で必要なことを伝える。
そのためにはあれが正解。お見事。

個人的に、がっこうぐらしで一番好きなのは、
原作第20話の、りーさんなんですよね。
だから「その展開」を見ることができなかったのは、
残念ではありました。
しかしそのことを差し引いても、
全体の流れがとても素晴らしかったので、
拍手喝采するしかありません。
100点です。

一番大きな変更点は、胡桃を主役に抜擢したこと!
ここは英断でしたね。
ゆきが主役としてダメなわけじゃなくて、
実写版はこれが正解というか、
「胡桃を主役にした意味のある物語」
に仕上がっていたんですね。
演じていた阿部菜々実さんの演技も素晴らしくて、
マジで本当に本人というか、本人でしたね、あれは。
あと、見た人はみんな思ったと思うんですが、
腹チラが素敵でした、はい。
本当に素敵でした。
ご褒美以外の何物でもない。

「先輩」を浪人生にしたのもグッド。
「部活に来る理由」を掘り下げたことで人間味が深まり、
胡桃との関係がよりドラマチックになったんですね。
で、そこを掘り下げたからこそ、
クライマックスシーンも熱くなるし、
「お守り」もただの装飾品以上の意味を生む。


ゆきはゆきで、重要な人物だったことは間違いないです。
実写で見ると、ゆきの「あやうさ」が、
原作以上に際立つんですよね。
だから、みーくんが、
「この人やばくね……?」と感じるのも当然というか、
非常に説得力のある描写が多かったです。

ただ、そんな彼女の空想に、
みんなの心は救われてるんですよね。
勇気づけられて、力になってる。
ゆきの空想を、みんなで肯定し続けたからこそ、
胡桃もあの場面で先輩のことを思い描けたし、
ピンチを切り抜けることができた。
みーくんとの「障害物競走」もそうだし、りーさんだってそう。
短いカットでしたが、
窓の外に明かりが広がる場面なんかも良かったですね。

めぐねえ絡みで言えば、
細かい部分の描写が丁寧だなと感じました。
一人だけ食事がない、とかもそうなんですが、
みーくんが食い気味にセリフをかぶせたりとか、
ゆきと会話してても、
みんなの視線はゆきだけに向けられてるとか。
そういう部分を雑に扱ってないのが好印象でした。

最高だったのが、ラストの保健室!
最後の最後まで、生徒のことを想っていたからこそ、
あんなことができたんだろうし、
そのおかげで、ゆきは助かったんですよ!
あれを見た瞬間、心の中では、
「めぐねえええええ!!」って叫んでました。
これでこそめぐねえ、めぐねえだよ。

そのめぐねえが、もういないことを、
全員がちゃんと受け入れて、前に進む。
物語の締め方としても完璧だったし、
間違いなく最重要人物でしたね。
ありがとう、めぐねえ。
本当にありがとう。


その他、細かい部分ではいろいろありましたが、
とにもかくにも面白かったです。
ゾンビ映画としても、青春映画としても、
ちゃんと成立していたし、
「がっこうぐらしらしさ」を、
しっかり表現できていたと思います。

タイトルの「!」がシャベルになってるのも、
ニヤリとさせられるアレンジですね。
あれで主役が誰なのかが分かるし、「らしさ」も高まる。
がっこうぐらしを「分かってる」スタッフがいなきゃ、
このアレンジはできない。
素敵。


以上、感想でした。
この映画をきっかけに、
原作を読む人が増えてくれると嬉しいですね。


関連記事
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック

ガストゲームズサポーターズリンク「シェルノサージュ」「メルルのアトリエ」「アルトネリコ3」その他公式サイトはこちらから!  「咲-Saki-」アニメスペシャルサイト