

2019年02月01日 (金) | 編集 |
以下、ネタバレあり。
いやー、笑った笑った。
こんなもん、笑うしかない。
前回は光ちゃんに全部持っていかれて、
今回は照に心臓をぶち抜かれました。
これが高校生王者。
これこそが、チャンピオン宮永照。
さすがの智葉も驚きを隠せない。
英語ではNine Gatesとも呼びますし、
九つの扉と、その先にある宝灯で、
このあがりを表現しているんですね。
分かってしまえば「なるほどな」と納得ですが、
事前に「この答え」にたどり着けていた方はお見事でした。
見た目の迫力や、ここに至るまでの過程も含めて、
非常に美しく、インパクトのある瞬間。
しかもこれ、萬子ならどれを引いてもオッケーの、
純正なんですよね。
かっこいい。ひたすら、かっこいい。
一試合のうちに二回も役満が出る、
しかもどちらも親のツモあがりという、
波乱続きの展開。
点棒はガンガン乱れ飛んで欲しいと願っていたので、
個人的には大満足。
これでこそ、これでこそ、という手ごたえ。
本当にありがとう。
ただ、照以外の三人にとっては非常に厳しい状況で、
特に優希は、心理的にもきついですね。
ずっとずっと、時間をかけて準備して、
ようやく決勝の場で天和を物にして、
南場に入ってもひたすら耐えていただけに、
ショックが大きいでしょう。
そりゃあんな表情にもなるよ。
智葉も点数的にかなり厳しい……。
何かやってくれる、とは思ってるんですが、
まだまだ苦しい時間が続くのか??
晴絵のモノローグと、玄さんの行動も気になるところ。
ポンがなければ止めることができていた?
ただ単に、ドラを引き寄せるだけじゃない、のかな?
なんかこれ、ふと思ったんですけど、
玄さんも、ドラ乗りまくりの数え役満を、
ツモあがったりするんじゃないですかね??
だって、全国決勝の、先鋒戦ですよ。
何が起きてもおかしくないですよ。
そうなると、智葉は?
智葉も役満をあがる???
一人だけ何もないってことはないよね????
自分の中で、勝手に期待が高まってるだけかもですが、
このまま照の独走では終わらないだろうな、
とは思ってます。思いたい。
さあさあ、どうなる。
あと、冒頭のハートビーツのやり取りも、
めちゃくちゃ良かったです!
何回か感想記事でも書いてますけど、
渡辺先輩が好きなんですよね。
だから地区大会でMVPを獲得していた、
という事実が嬉しくて、思わずガッツポーズですよ。
今までなんの実績もなかったであろう選手が、
三年生になってからいきなりレギュラーに抜擢されて、
大暴れしてMVPまで獲ったんだから、
めちゃくちゃ注目されただろうし、
プロになるのも当然ですね。
当時は顧問に「渡辺と山田は微妙な線」とも言われていて、
つまり団体戦のメンバー入りも危うい立場だっただけに、
そこから相当、努力したんだということが分かります。
彼女を見出したのは照だけど、這い上がったのは自分の力。
それは同じくプロになった宇野沢先輩もだし、
沖土居先輩や棚橋先輩、あるいはもっともっと多くの、
白糸台のみんなにも言えること。
これからも研磨の日々を続けて欲しいものです。
また、渡辺先輩のセリフから分かるのは、
「照も団体戦のメンバーだった」ということ。
そして「地区大会では」ということは、
全国では照の方が稼いでいた、とも読み取れますね。
ただ、第147局での末原さんは、
個人戦の照を見て驚いていたんですよね。
だから当時の照は、
団体戦ではそれほど目立ってなかった、
とは考えていいはず。
(稼いでたのは稼いでたとして)
で、ここがまた難しいところで、
ただ単に目立ってなかったとは考えにくいので、
「あえて目立とうとしなかった」
のかなあ、とは思うんですよね。
チームメイトを活躍させたかったのか、
あるいは、自分自身が注目されたくなかったのか。
その一方、個人戦では決勝まで勝ち進んでるんですよね。
手を抜いたりせず、全力で戦ってるということ。
団体戦~個人戦の間に、心境の変化があったのか。
それとも、全力で戦う理由ができたのか。
勝手に難しく考えてるだけかもしれませんんが、
このあたり、何か事情があったのなら、
いずれ掘り下げてもらえると嬉しいですね。
気になる気になる。
そんなわけで、超最高のエピソードでした!
これが決勝戦!
これが頂点を決めるための戦い!
見逃せない!!
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