

2019年05月10日 (金) | 編集 |
多くの人が注目したであろう部分が、ここ。
>・同性愛者は
>数えてないですが登場人物の半分以上な気がします。既婚者も含めて。
>そのうち2割くらいはバイな気がします。
>iPSうんぬん言ってますが登場キャラの半数以上が女性×女性の子供です。
>あとこの世界は同性婚可能です。
サバ落ちしたのは、おそらくこの言及が原因でしょう。
自分が知る限りでは、二度目のサバ落ち事件だったので、
そのこと自体にはめっちゃ笑ったのですが、
ただ、内容そのものは冷静に受け止めることができました。
2016年12月27日更新時点で、
咲-Saki-の世界と、我々の生きる現実世界では、
「違う部分」があるんだろうなという推測はできたし、
そのことについても一本記事を書いたことがあります。
「はやりんのおばあちゃんも露子さんも綾乃さんも」は可能か
で、今回、改めて考えてみたのですが、
たぶんあの世界では、同性婚の制度や、
同性カップルによる出産の技術、環境などが、
完全に確立されていて、「普通にある」んだと思います。
珍しいことでもなんでもないし、差別も障害もない。
もしかしたもっと他のマイノリティな存在も、
誰も傷つくことなく(傷つけることなく)受け入れられている、
そういう世界なんじゃないでしょうか。
ただ、同性婚や同性カップルが、
あの世界でメジャーな存在なのかどうかは、
まだ疑問が残るところだと思います。
というのも、立先生がおっしゃってるのは、
あくまでも「登場人物」についてであり、
登場していない人たちや世界については触れられてないので。
私自身も、上記の考察記事を書いたときは、
世界全体で、と想像していたのですが、
「登場人物」という枠組みで捉えた方が自然なんですよね。
咲-Saki-という作品に登場した人たちの半分以上が、
たまたま同性愛者であるというだけかもしれないし、
そうじゃないかもしれない。
そこはまだ断定しないでいいはず。
また、登場人物の「全員」ではないので、
受け手が想像する余地はいくらでも残されています。
誰が誰を愛していると感じるかは、読者次第。
いくらでも解釈は可能。
いずれにせよ、今回の更新内容が、
作品に必要な情報なのであれば、
そのうち作中でも触れられるでしょうし、
触れないのなら気にしなくてもいいでしょう。
動揺したり、混乱する必要はありません。
落ち着いて、今後の動向を見守りたいものです。
こんなことを書いておきながら、
次回の更新で思いっきりぶん殴られるかもですが。
はい。
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