アニメや漫画、ゲームなどの感想を、だらだらと。たまにSSも書いてます。
「普通に完全な公式設定のつもり」を改めて考えてみる
2019年05月15日 (水) | 編集 |


小林立先生の日記内容について、
改めて考えてみます。

http://www.sciasta.com/ritz/




こちらの記事が面白かったので、
私もコメントさせてもらったりしました。

「この世界は同性婚可能です。」←?????????????

ここのコメントでも書いた通り、
現時点での個人的な解釈としては、

登場人物の半分以上は同性愛者だが、
世界全体での数は現実と同じ


というものです。
前回の記事を書いた時点では、
「まだどっちか分からない」という立場だったのですが、
水面日和の管理人さんが考察してくれたおかげで、
「登場人物」に絞ることができました。
同性婚や同性同士の出産などのシステムは確立されていても、
登場人物の言動は、現実と変わらない。
それはすなわち、咲-Saki-の世界も、
異性愛がマジョリティなのだ、と。

もちろん、世界全体での総数はどうあれ、
登場人物の中に同性愛者が半分以上いるのなら、
つまり身近にたくさんいるのなら、意識する機会は多いし、
なんらかの「現実と違うリアクション」はあってもいいはずです。
ただ、そのリアクションは、接する相手が、
同性愛者だと確信しているときだけになるんじゃないでしょうか。
どれだけのシステムが確立されていようとも、
世界のマジョリティが異性愛である以上、
「目の前の相手も異性愛者」
だという前提で接するんじゃないでしょうか。
現実の世界に生きる我々は、
「登場人物の半分以上が同性愛者」
だと知ることができましたが、
作中の人たちはそのことを知らないのですから。

いずれにせよ、この設定が物語に必要なら、
いつかそのうち描写されるだろう、
という点については、結論は変わりません。
必要がないのなら、語られることはないし、
語られないのなら、気にする必要もないです。
「普通に完全な公式設定のつもり」だったとしても、
物語の中で描かれなければ受け止めようがありませんから。


現時点で唯一、この設定が作中に影響を及ぼすとしたら、
第102局の見開きでしょうか。

saki102mihiraki.png

写真の大人三人の素性が、
ずっと分からなかったんですよね。
一人はおそらく宮永姉妹の母、すなわち愛さんであり、
宮永界が撮影者。
と、そこまでは推測できても、じゃあ残りの二人は?
どちらかが光ちゃんの母親?
みたいな感じだったんですが、
同性婚可能という事実が明かされた今は、
「二人とも光ちゃんの両親」だと想像することができるんですね。
立ち位置やら何やらでまだ気になる部分はありますし、
決して確定ではないんですが、
いわゆる「父親」を探す必要はなくなるわけです。

まあ、そのことが分かったからといって、
まだ何がどうなるわけでもないのですが。
もしかしたら第16巻ラストで触れられた、
「取材で出てくる宮永さんのお母さん」が、
そのあたりのことに関わってくるかもですが、
今はまだなんとも言えないですね。
何か気付いた方は教えてくれると嬉しいです。


以上、
繊細な問題を含んでいるので、
自分なりに言葉を選んでいるつもりですが、
失礼な発言があるのなら申し訳ないです。


ところで、水着グラビアを在学中に撮影している、
「あと登場してない1人」って誰でしょうね??
完全新キャラ?
今までに何かヒントあった?
それこそ、光ちゃんだったりするの?


関連記事
テーマ:咲-Saki-
ジャンル:アニメ・コミック
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック

ガストゲームズサポーターズリンク「シェルノサージュ」「メルルのアトリエ」「アルトネリコ3」その他公式サイトはこちらから!  「咲-Saki-」アニメスペシャルサイト