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咲-Saki- 第204局「鋭敏」
2019年06月21日 (金) | 編集 |


以下、ネタバレあり。




辻垣内智葉が、魅せた!

見開き抜刀、めちゃんこかっこよかったです!!
智葉、智葉、智葉!!!!

準決勝で抜刀したときは左手で、今回は右手。
向き合う相手や間合いによって、柔軟に持ち手を変える、
両利きの智葉らしい一閃でした。
この瞬間を待っていた。

今回、智葉の掘り下げが進んで、
幼い頃のことが明らかになったのも良かったですね。
無邪気な笑顔で牌を持つ姿が超かわいい。
対して、その下のコマは不安に満ちていて、
無邪気なままではいられない日々を過ごしてきた、
ということが容易に想像できます。
「距離感や雰囲気を察するスキル」
を身に付けなきゃいけない人生。

また、智葉の利き手に関して、
以前にも記事を書いたことがあったのですが、
彼女が両利きなのは、この数々の習い事が、
影響しているのかもな、とは思いました。

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辻垣内智葉は本当に左利きなのか(補足の補足)

利き腕に限らず、
なんでも器用にできなきゃいけなかった、
という環境が、今の智葉を作ったのかもしれません。
その上で、決して器用貧乏にはならず、
「ギリギリまで踏み込んで、斬る」
という攻撃的なスタイルを身に付けられたのは、
彼女自身が必死に考え続け、努力し続け、
自分なりの強さを獲得したからこそ。

二度目の天和を「ちょっとキツい」程度に受け止められたのも、
自分の中に強さの「根っこ」があり、
間合いを見つけた今なら挽回できる、
という自信があるからなのでしょう。
これが辻垣内智葉。
ダブリーをかいくぐった上での、最高形のあがり。
お見事でした。

一方、優希にしてみれば、かなりショックですよね。
東場の親が、あっさり終わったのですから。
しかも、跳満の直撃を受けて。
役満ツモ分の貯金はまだありますが、
ここからは苦しい場面が待ち受けていることが、
充分に考えられます。
なんとか耐えて欲しいところですが、さてさて。

また、智葉のあがりで臨海女子は3位に浮上。
その影響で、阿知賀女子はラスに転落し、
厳しい立場に立たされました。
ただ、次は玄さんの親番なので、
ここで大きく取り返す可能性はあります。
というより、ここで稼がないと厳しい。

というのも、今更気付いたんですけど、
この対局、照がラス親なんですよね。



咲-Saki-第203局


前回は衝撃的な場面が多くて、
ちゃんと受け止めきれてなかったんですが、
この見開き、上のコマで席決めをして、
下のコマで「順番に着席した」ということなんですね。

で、照がラス親ということは、
当然、オーラスでの連荘が充分に有り得るわけで、
準決勝の再現を想像しないわけにはいきません。
チャンピオンの暴風は、またもや吹き荒れるのか。
それを止めるとしたら、やはり玄さん?
あるいは、間合いを見つけた智葉?
「優希が止める」
に期待したいところなんですが、
果たしてそれは有り得るのか?

ともあれ、先鋒戦後半は、まだまだここから。
じっくりがっつり、追いかけましょう。
咲-Saki-は面白いぞ!
読もう!


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