

2019年11月15日 (金) | 編集 |
以下、ネタバレあり。
怜と竜華がなんの説明もなしにおもちをさらけ出していて、
思わず笑っちゃったんですが、
「まあ、怜と竜華だからな」
とすぐに納得できたあたり、確実に感覚が麻痺してますね。
大丈夫ですか、この二人。
条例やら何やらに引っかかったりすることしてませんか。
ここは控室じゃなく、仮眠室ですよ。
いや、控室なら何やってもいいって話でもありませんが。

あと、小走先輩!
この人、なんで下半身丸出しで
仁王立ちしてるんだろうと思ったんですが、
これ、足を組んでるんですね。びっくりした。
小さなコマだから見間違えただけですけど、
まあでも、冷静に考えたら、
なんの説明もなしに裸体をさらす人なんて、
いるわ、隣のページに。
そんなわけで、運命の第210局です。
なんといっても今回は、片岡優希!
家庭事情が見えたことも嬉しかったし、
叔母関連の情報も、立先生が日記内で語ったことと合致していて、
その本気度が伝わってきたのも良かったです。
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この1コマ、非常に情報量が多くて、
「叔母の結婚相手が外国の人」とは書かれてますが、
右から2番目に描かれている「この女性」が、
叔母の結婚相手だと明言されたわけではないんですよね。
私自身は「この人だ」と受け止めましたけど、
決して断言できる書き方になってなくて、
想像の余地を残しているんです。
立先生の日記を読んでいるかどうかでも、
このコマへの理解の仕方は変わってくるでしょうし、
変わっていいと思います。
物語の外で語られたことを、考慮する必要はないので。
この1コマをどう解釈するかは、受け手の自由。
タコスを配っている女性が誰なのかも、断言できない部分。
家での食事なんだから、その家の人が作る=優希の母
と最初は思ったんですが、
席の並びから考えると、
「結婚相手同士が並んで座る」
と思うんですよね。
となると、この女性こそが叔母なのではないか。
と、いろんな想像ができる秀逸な1コマ。
いずれにせよ、片岡優希の根っこにあるものと、
彼女の抱えてきた「想い」がビシバシ感じられたし、
そんな優希を受け入れた仲間たちの温かさ、
そして「今」につながる全ての出来事に、
尊さと熱さを感じずにはいられません。
これまでの全てがあったから、
何ひとつ欠けなかったからこそ、
この跳満ツモがあるんですね。
慌てず、騒がず、力強く点数を申告するその姿が、
めちゃくちゃかっこよかったです。
これが清澄の先鋒、片岡優希。
この見開き、智葉が思いっきり機嫌悪そうなのも面白いです。
ポンが無ければツモあがってた牌ですし、
「やれることはない」と思っていた相手に、
でかいあがりを持っていかれたわけですから、
そりゃあこういう目つきにもなるよねっていう。
ただし、先鋒戦はまだ2局残っている。
「とても恐ろしい2局」は、
智葉のために用意された見せ場だと、
個人的には思っています。
間合いの把握は、もう充分にできているはず。
限界ギリギリまで踏み込んで、バッサリやって欲しい。
もちろん、照がラス親という事実も忘れてはならない。
暴風は再び吹き荒れるのか。
波乱続きの先鋒戦も、残りわずか。
最後までじっくり見守りましょう。
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