

2019年12月07日 (土) | 編集 |
以下、ネタバレあり。
なんといっても今回は、辻垣内智葉!
最後の親番の、少しでも点数が欲しいこの状況で、
このあがりはかっこよすぎる!
細かい手順は分かりませんが、
おそらく779mから7mポンで9mを残しているので、
最初に鳴いた段階で決め打ちしてるんでしょうね。
加槓のタイミングも、確定はできませんけど、
優希の「2pをツモ切らなきゃ」と併せて考えると、
嶺上牌でツモってきたのが2pかな?
となると6p切りでテンパイ、だとしたら、
三面張も捨ててるんですね。
ここまでやるのが、臨海女子のエース。
「槓で牌を釣り出す」は準決勝でもやってて、
あのときは優希も回避できていたんですよね。
ただ、今回は南場で、試合も終盤。
一矢報いたとはいえ、優希の集中力は、
もう限界ギリギリなのでしょう。
智葉は「それ」も込みで、仕掛けたのかもしれません。
入学の経緯も素敵で、そのストイックさに痺れました。
「先鋒に留学生をオーダーできない」
というルールは今年からのもので、
つまり智葉が入学した当時は、
団体戦のメンバーに入れる保証なんて、まるでなかったはず。
それでも彼女は、臨海女子を選んだ。
強く強く、どこまでも強くなるために。
その研磨の日々が、このあがりにもつながってるんですね。
その後も親満ツモを手にして、一気に追い上げる智葉!
それでもまだまだ、気を抜けない。
自分の下家に、高校生王者がいるから!
ラストページで、めちゃくちゃテンション上がりましたよ。
最強の相棒。
その強さを、誰よりも認めている相手が、
今、この場にいる。
照が何かを仕掛けてくることは、間違いないでしょう。
けれど、それをしのぐことができれば、
智葉はさらに高みへと登れるはず。
彼女自身も「正念場」だと分かっているように、
ここが本当に、クライマックスなんですよね。
がんばれ智葉。
ここだ。ここなんだ。
次回の掲載を楽しみにしています。
年内最後のエピソードを、この目に焼き付けよう!
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