

2020年01月24日 (金) | 編集 |
以下、ネタバレあり。
吾郷さん、前回までとのギャップが激しくて、
読んでいるこっちまで心を揺さぶられましたよ。
これまでの言動は全て、自分自身をごまかすために、
あえて道化を演じていたのかも。
と、そう思わせてくれる決意表明でした。
これからの躍進に期待しています。
その後の展開も熱い。
「翼」の見開きも含めて、慕の強さの本質がやばい。
読んでて鳥肌立ちましたよ。
真っ先に浮かんだのが「王様」という単語で、
頂点に立つのはこういう人間なんだな、と
しみじみ感じさせられました。
閑無ちゃんと揖野先輩が同じビジョンを共有してる、
というのも熱いし、
慕はきっと「そこ」すら超えていく、というところに、
末恐ろしさを感じます。
いずれにせよ、閑無ちゃんも梶野先輩も、
「日本代表」が慕にとっては遠い場所ではない、
とは思ってるんですよね。
リアリティのある「もしも」だと感じている。
見方を変えれば、
自分にとっては遠い場所だと感じている、
とも受け取れます。
すなわち、慕は遠い存在なのだ、とも。
自分よりもはるかに強くて、
とんでもないバケモノになるかもしれない存在。
それでも閑無ちゃんは、閑無ちゃんだけは、
慕に対して物怖じなんかしない。
捜し出してぶちのめす。
これほど心強い言葉はないでしょう。
白築慕は、自分よりも先を歩いている。
そのことを自覚した上で、必ず追いついてみせる、
という強い覚悟も持っているんですね。
このときの閑無ちゃんの言葉を、
いつか慕は思い出すかもしれない。
たとえ自分がどこにいて、どうなろうとも、
閑無ちゃんなら捜し出して、ぶちのめしてくれる。
その想いが、きっと彼女の支えになるはず。
熱い、熱いぞ。
夢の中のエピソードも良かった。
ナナさんにとっての慕と同じように、
慕にとっても、ナナさんが道標なんですよね。
迷うことはない。
このまま真っすぐ突き進んでいい。
かつての思い出を胸に、
慕は明日もひたすら打ち続けるのでしょう。
がんばれ。
そんなわけで、最高のエピソードでした!
次回の掲載も楽しみにしています。
まったり待ちましょう。
- 関連記事
-
- 咲-Saki- 第213局「連枝」
- 咲-Saki-阿知賀編、再始動!
- シノハユ 第76話「道標」
- シノハユ 第75話「柳髪」
- 咲-Saki- 第212局「決断」
| ホーム |