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咲-Saki- 第214局「単騎」
2020年04月03日 (金) | 編集 |


以下、ネタバレあり。




いやー、びっくらこいた!
今回のエピソード、すごいですね。
咲-Saki-における闘牌の中でも、
きわめて高度で秀逸な内容だったと、個人的には思いました。
すごい。

予想は完全に外れました。
外れましたが、そんなことはどうでもいい。
こっちの予想をあっさり超えてきてくれたことに、
今はただ、ひたすら感謝するばかりです。

四暗刻単騎ダブルテンパイの見開き、
超かっこよかったですよね。
かっこいいだけではなく、ものすごい情報量。
智葉の選択には説得力があったし、
照の5p単騎待ちもめちゃくちゃ熱い。

傍から見れば不可解でも、照には照なりの理由がある。
つまり、「ドラを引かされた」という経験があるから、
赤ドラを送られる可能性を考慮して、
彼女は5p待ちを選んだのだと想像しました、この段階では。

同じことを考えた方は、おそらく他にもいると思います。
先鋒戦の、これまでの攻防があったからこそ、
このダブルテンパイの図が生まれたんだと。

ただ、それだけじゃなかった。
ここからの展開が衝撃的すぎて、
しばらくなんにも手に付きませんでしたよ。
見開きの段階ではまだ、智葉があがると思ってました。
照は5pを選ばされたから、引き負けるのだと。

そんな想像をぶち破ってくれたのが、
黒ベタの中に浮かび上がる、カタカナ2文字!
ここで、まさかここで、まさかここで!
これが出るのか!


宮永照は、5pを選ばされたのではない。
あがれる待ちを選んだだけなのだ。
宮永咲が、長野県予選決勝で、
カンできる待ちを選んだように。

5pといえば、やはり長野県予選決勝、
決着の瞬間も思い出しますよね。
これはもう意図的に、重ねてきてると思います。
ここで、この形で、あの場面とつながる。
咲-Saki-という作品、宮永姉妹という関係の、
いろんな要素が、人生が、この瞬間に、
ぎゅっと詰まってるなと感じました。
この漫画を読み続けてて良かった。

このあがりが能力によるものなのかどうか、
詳しくは次回を読まなければ分からないかもですが、
「宮永照は成長している」のだと、個人的には感じました。
強敵との戦いが、彼女を成長させた。
高校生王者が、さらに強くなった瞬間なのだと。

それでもやはり、
最後は智葉が決めるという想いに変わりはありません。
ここまでやったからこそ、やはり最後は智葉。
圧倒的な強さを誇る宮永照が、
さらに強くなったからこそ、
智葉も成長するのではないか。
今この瞬間に。
そういう願いを込めて、エールを送り続けます。

ただ、予想の方向は少し修正します。
照はまだこの後もあがり続けて、
8本場までいくんじゃないでしょうか。
次にあがられたら再び九蓮宝燈、
というところで、智葉が止める。

つまり、智葉が役満をあがっても、
白糸台がトップをキープしたまま対局が終わる!
さあ、どうだ?

もちろん、この予想は外れてもいいんです。
ただただ望むのは、劇的な決着のみ。
次回の掲載も楽しみにしています。


・追記

いま気付きましたが、
今回の照はツモあがりだけじゃないので、
九蓮宝燈は無いんですね。
対局しているみんなも、そこは把握しているはず。
ちょっと別の方向で考えた方が良さそうです。
さあさあ、どうなる。


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ジャンル:アニメ・コミック
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