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咲-Saki- 第218局「不撓」
2020年06月20日 (土) | 編集 |


以下、ネタバレあり。




他家から妨害されまくってめっちゃ不機嫌そうだった照が、
最後には「無」の表情になってたのがめちゃくちゃ面白かったです。
散々ツモを飛ばされた挙句、やっとツモれた牌が赤ドラで、
お前らほんといい加減にしろよっていう。
そりゃ、ああいう顔にもなるよねっていう。

そんなわけで、答え合わせ、きましたね。
照の手牌はこれ。

東東東発発発①①②③⑨⑨⑨

ほぼほぼ読み通りではありましたが、
「残り一枚のあがり牌」を描く闘牌としては、
実際の「答え」こそがまさに正解ですね。
1pで待つしかなかった宮永照。
それでも、その最後の一枚を、引けるという自信はあったはず。
他の三人が並みの打ち手なら、彼女の願いは叶ったかもしれない。
しかしここにいるのは、照に迫り得る力を持った、
決勝進出チームのエースたちなのだ。

優希の裸単騎、全員テンパイ、玄さんのドラ送りと、
見せて欲しいものを全部見せてもらった感じです。
特に玄さんのアシストが超絶かっこいい!
あれがなければきっと、
本当に照はツモあがっていたでしょうし、
決勝のオーラスだからこそできた好プレイ。
「腹をくくった」のは、ドラを捨てるという覚悟であり、
そこに気付けた晴絵もグッド。
5sが照の捨て牌にあることを確認した上で、
赤5sを送ったというのも熱いですよね。
つまり照の手がドラ絡みの待ちだったとしても、
いま送ったこの牌であがられることはない!
この局面で、この冷静な判断、まさにすばら。

いずれにせよ、ここまでやって、ようやく止めることができた。
ここまでやらなきゃ止められなかった。
それでも、決着時の点数は三人へこみ。
強い。強すぎる宮永照。
準決勝のときより得点は下がってますけど、
この面子を相手に16万点台ですから、
格の違いというものをどうしても感じさせられますね。
これが王者。
高校生王者。

智葉もがんばった!
この荒れた場で、唯一役満をあがらずに、ほぼ原点で2位ですよ!
感想記事では、ちょっと、
「全員役満あがる」にこだわり過ぎましたね。
むしろ智葉らしさを考えれば、この結末の方がしっくりくる。
前々回の感想でも書いたように、
彼女は「最強の無能力者」という位置づけなんだろうなと、
納得してます。少なくとも高校生の中では。

ともあれ、先鋒戦、ついに決着です。
あんなにも波乱続きだったのに、
終わってみれば前評判通りの結果で、
下位二名、特に優希は悔しいでしょうね。
二回も天和をあがったのに最下位で、
なおかつトップとは10万点近い差。
ただしこれは、二回も天和をあがれたから、
この程度の傷で済んだ
とも言えます。
ピークを決勝に見据えた久の戦略と、
久の思惑すら超えた優希の底力があったから、
この点差で終えることができた。
今はただ、その健闘を労いたいです。
お疲れ様でした。

「主人公チームが最下位」という、
王道な展開を迎えたまま、試合は次鋒戦に突入。
この後、控室でのやり取りなどもあるでしょうけど、
こっちの気持ちはすでに次の対局に向かってます。
毎回短く描かれがちな次鋒戦ですが、
さすがに決勝では濃厚な闘牌を見せてもらえると期待しています。
宥姉と菫、ハオとまこ、それぞれの因縁が、
この決勝戦ではどう絡み合い、どんな結果につながるのか。

次回の掲載も楽しみにしています。
わくわく。


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ジャンル:アニメ・コミック
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