

2020年06月24日 (水) | 編集 |
以下、ネタバレあり。
咲re:第3局にて、宮長くんの「お母さん」が登場しました。
本来なら父親が出る場面でしたし、
今作では「女の子を出す気はない」とも思っていたので、
ちょっとびっくりしましたよ。
ただ、「この世界では全員の性別が裏返っている」と考えれば、
自然な登場の仕方なんですね。
まさにタイトル通り。
しかし、こうなってくると、
やはり須賀京太郎の存在が浮いてきます。
彼だけが、この世界でも男性のまま。
つまり彼だけが、「世界の改変」による影響を受けてないわけです。
これってかなり特別な扱いだと思いませんか?
彼のいない世界(実写)はあったとしても、
彼自身がそこに存在する以上は、彼は彼のままだということです。
どのキャラよりも強固で、揺るがない、唯一無二の存在。
もしかしたら彼は、あらゆる咲-Saki-の世界を渡り歩く、
観測者的な存在なのかもしれませんね。
どの世界でも、ありのままの姿で、
ありのままの体験を読者に伝えることができる。
ただし三次元にまでは干渉できないので、
実写版には登場しない、みたいな。
もちろん、今後の展開次第では、
他にも性別が変わらないキャラが登場するかもですし、
この世界の京太郎が「実は女の子」という可能性も、
無いとは言い切れません、少なくとも今の段階では。
次回は西田さんたちが登場するでしょうし、
そこで何か新しい情報が出てくると嬉しいですね。
楽しみ。
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あと、ややこしい話なんですが、
今回登場した「お母さん」は、
あくまでも「お父さんの女体化」であって、
原作の母親もこのビジュアルだとは限らないということ。
同じように原邑くんの「お母さん」も、
近いうちに登場するでしょうけど、
嘉帆さんが出てくるわけじゃない、と考えていいはず。
また、名前のない、いわゆるモブキャラについては、
ここでは除外しています。
そこまで考え出すときりがなさそうなので。
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