アニメや漫画、ゲームなどの感想を、だらだらと。たまにSSも書いてます。
怜-Toki- 第43局「破局」
2020年08月26日 (水) | 編集 |


久々の感想です。
以下、ネタバレあり。





まさかの髪切りデスマッチ!
これは熱い!
泉の掘り下げが、いい感じに進みましたね。
「あの頃」と「今」をつなぐ、残酷な仕打ち。

泉は高校生になっても、髪を伸ばしてない。
それはつまり、奪われたものを、まだ取り戻せていないから。
すなわち、藤白七実へのリベンジを果たせていないから。
もちろん、「髪を切る」が敗北の代償だったとしても、
短くしたままでいる必要はないはずなんですよね。
それでも彼女は、伸ばさなかった。
もうその一点だけで、泉の律儀さが伝わってきます。
あるいはあの時点で、「憧れを捨てた」という
可能性も浮かんできます。
真似をしていても、強くはなれない。
そう自覚したからこそ、伸ばすことをやめたのだと。
その結果、泉は高校一年生にして
千里山のレギュラー入りを果たせたわけで、
それはつまり、藤白七実のおかげだったとも言えるかもしれません。
あくまでも、結果的にはですが。

藤白七実のやってることは、非常に残酷です。
それは間違いありません。
しかし、そこからさらに這い上がってこれるかの、
「選別」をしているのだとしたら、
その行動にも一定の理解はできます。
大切なものを奪うというより、
「執着」を捨てさせるといいますか。

気になるのは、洋榎ちゃんが何を奪われたのか。
ぱっと浮かぶのは妹である絹恵関連ですが、
それよりもやはり、セーラ絡みか。
最後の二人の会話の中には、
語られたこと以外の何かがありそうですよね。
「付き合い切れない」だけだったとは思えないし、
セーラを突き放すよう、藤白七実に指示された、
なんてことは考えられます。

いずれにせよ、ここから怜たちも関わってきそうですし、
今後の展開が気になってきました。
次回の掲載も楽しみにしています。


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テーマ:咲-Saki-
ジャンル:アニメ・コミック
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