

2020年12月18日 (金) | 編集 |
以下、ネタバレあり。
長期休載明けの1ページ目は、まさかの新道寺女子!
これは嬉しいサプライズ!
大好きな江崎先輩が、
巻頭カラー見開きのど真ん中にいるという、
最高の1シーンを堪能させてもらいました!
実質センターですよ、新道寺女子のセンター!
まあ、あの、遠すぎて、小さすぎて、
表情すら分からない状態ではありますが。
それに、これ、
紙の雑誌だと見切れるパターンですよね、はい。
逆においしいというか、
江崎先輩らしいなとは思いますが。
と、そんな新道寺女子の視点から、
ピックアップされるのが弘世菫。
トップを走る白糸台の次鋒なんだから、
当然と言えば当然ですし、
その菫の放った一撃が、ハオに直撃!
咲-Saki-本編の準決勝では、
ハオの静かな強さ、底知れなさが描かれていただけに、
その彼女を射抜いた菫の強さも充分に伝わってきます。
8600点ってことは、2枚持っていた6sがドラだったのかな。
三色一閃、超かっこいいです。
ただ、サブタイトルの「流箭」って、
流れ矢のことなんですよね。
つまり、どうしてもハオを狙いたかったわけではない、
ということなのでしょう。
というのも、トップの白糸台からすれば、
最下位の清澄を狙い撃って、トビ終了させられるのなら、
それがベストだったはずなんですよね。
けれど、その清澄が最下位を脱出したため、
狙いを変えざるをえなかった。
まこが強引にあがり続けてるのなら、
まだ狙いようもあるのでしょうけど、
「1sを切らず、タンヤオを捨てた」
という決断が、かなり効いてるんだと思います。
欲張らない相手、牌をこぼさない相手から、
直撃するのは難しいと判断した。
そして、ラス落ちした阿知賀女子の松実宥には、
クセを見抜かれている可能性がある。
だから、トビ終了という「楽な決着」を諦め、
現状2位の臨海女子を削ることにした、
ということなんじゃないでしょうか。
彼女にとっては不本意な選択といいますか、
「最善の一射」ではなかったんだと思いますが、
無理をせず、狙いを切り替えられるこの冷静さが、
菫の強さなのだと、個人的には受け止めました。
準決勝でも様子見に回ったからこそ、
大ケガをせずに済んだわけですしね。
そのときの経験を活かした「松実宥対策」も、
何か用意しているかもですし、
まだまだがっつり活躍してくれることを期待しています。
そんなわけで、今年の咲-Saki-はここまで!
来年の掲載も楽しみにしています!
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