

2021年06月19日 (土) | 編集 |
以下、ネタバレあり。
菫のフリテンリーチ!
そういうのもあるのか!
この局面で、これは、かなりダイナミックな選択ですね。
菫の思考は一切描写されてませんが、
手牌を見る限り、最初はホンイツに向かおうとしていたはず。
でも、ポンが入ったから、狙いを変えたんじゃないでしょうか。
ハオがポンした時点では、おそらくこの形だったはず。














で、とりあえず安全牌の中を切ったら、
4pを引いてきたので、そのままリーチした、と。
たぶん、菫はハオの待ちを、筒子だと読んでる。
だから、34pを落とすよりも、
フリテンでも25p待ちの方が安全だと、
判断したんじゃないかな、と思ってます。
実際、ハオの捨て牌に、筒子は一枚もありません。
菫はリーチ後にカンまでしてます。
鳴きの入ったハオからは、裏ドラの危険がないし、
他家を抑え付ける意味もあったでしょう。
他家からはフリテンかどうかなんて分からないので、
「狙い撃たんストレートなプレイング」と感じたのなら、
オリを選ぶのも自然なこと。
結果的にはノーテンは一人だけでしたが、
親がオリてくれれば、前半戦は終わっていました。
ラス親がアジア大会銀メダリストの、三本場というこの状況で、
菫は何がなんでも連荘を止めたかったのでしょう。
なりふり構ってられないという、その想いは、
四本場での最後のあがりにも表れています。
もちろん、この感想はあくまでも想像なので、
菫の真意は分かりません。
このあたり、次回の控室のシーンなどで、
なんらかのフォローがあると嬉しいですね。
「答え合わせ」をさせて欲しい。
対局後の、久とまこのやり取りもすばらでした。
そのままでいい、と言いつつも、
まこならもっとやれるはずだと、久は信じてる。
まこだってその想いには、応えたいと思っているはず。
気持ちをリフレッシュさせた染谷まこの、
後半戦での活躍に期待したいですね。
次回の掲載も楽しみにしています。
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