

2021年09月26日 (日) | 編集 |
以下、ネタバレあり。
いやー、ぶっこんできましたね……。
数え役満直撃すら前振りでしかないという、
あまりにも豪華なエピソード。
「それ」は本編で一回見せているんだから、
「ここ」ではもっと掘り下げるよということ。
スピンオフだから、できることではあります。
ただ、このタイミングの、この回想で、
玄さんとこの「家族連れのお客様」を絡ませるという発想が、
すさまじすぎます。
どちらも、お互いのことを覚えてはいないでしょう。
でも、出会っていた。
「もしも」じゃなく、正史として、
ここで出会っていたことが明言されたわけです。
それに、この一番背の高い人!
この人、実質初登場で、セリフまであるんですよね!
そんなぶっこみ方ある!?!?!?
本編じゃないのに!?!?!?!?
なんだったら、この人、
露子さんと会話してたりするんじゃないか、とか、
この日の夜あたりに麻雀で対決してたりしないか、とか、
いろいろ想像できるんですよね。
これから先、もっともっと掘り下げられるんじゃないか、と。
無茶苦茶です。
この段階でこれは、本当に無茶苦茶。
咲-Saki-というコンテンツの奥深さを、改めて感じさせられました。
本編が21巻、阿知賀編も7巻まで出ているのに、
まだなお「燃料が投下」されるんですから。
いや、この段階だからこそ、か。
この場面でなければ、この回想は有り得なかったわけで。
先鋒戦の終盤を省略したのもグッド。
阿知賀編の主役は、あくまでも阿知賀女子。
阿知賀女子のみんなを掘り下げるための物語だから、
この締め方でいいんですよね。
ラストのやり取りも素敵でした。
絶対あとで「このときの写真」がいい感じのドアップで描かれて、
めちゃくちゃテンション上がるやつじゃないですか。
もうすでにテンション上がりまくってますよ。
そんなわけで、大満足なエピソードでした。
咲-Saki-阿知賀編、相変わらず油断できませんね。
こういうサプライズが、まだまだあるかもなんですよ。
本当にもう、なんなんですか。
どれだけ読者を驚かせるつもりなんですか。
ありがとうございます。
次回の掲載も楽しみにしています。
全然関係ないですけど、
「めちゃ甘コーン」は実在しないお菓子のようです。
残念。
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