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シノハユ 第94話「未練未酌」 第95話「前へ」
2022年03月25日 (金) | 編集 |


二話まとめての感想です。
以下、ネタバレあり。




シノハユ 第94話「未練未酌」

閑無ちゃんの想いが重くて苦しいですね。
自分の気持ちをちゃんと自覚できているだけに、
余計にやり切れないのでしょう。
しかし、この気持ちは、誰にもどうにもできない。
自分自身で、なんとかするしかない。

一方、慕は絶好調のまま決勝卓へ。
相対するのは、峠岡空来、星野沙夕菜、戒能優子。
戒能さんが上がってくるのは想定内として、
星野さんとの再会が熱いですね。
全小のときは準決勝止まりでしたが、
あれからさらに力をつけたということなのでしょう。
初登場の峠岡さんも、見た感じ自信なさげですが、
決勝まで残ってる時点で、強い選手なのは確か。
この場に油断していい相手など、一人もいない。
熱い試合になることは間違いない。

慕と同卓する面子をうらやましがる閑無ちゃんですが、
嶋貫さんも言っている通り、客観的には、
日本代表と対局しているこの状況の方が、
明らかにうらやましいはずなんですよね。
ただし、「日本代表と戦いたかった」だけなら、
いまこの状況は生まれてないんですよ。
「白築慕に勝つために日本代表を利用した」からこそ、
神之浦さんも興味を持ったわけで、
「この場所」と「この戦い」は、
閑無ちゃん自身がもぎ取ったものなんですね。
その行動力と胆力は、彼女が持つ強さですし、
慕には真似できないことだろうとも思います。



シノハユ 第95話「前へ」

バカモーン!!
そいつが白築慕だ!!!!


お辞儀する慕への二人の反応、
傍から見たら激やばでめちゃくちゃ面白いですね。
完全に不審者。
こういう表情を見せてもらえるのが、
作画五十嵐あぐりの良さですね。

しかし、なるほど、神之浦さんと嶋貫さんは、
二人きりで旅行するような関係だと。
なるほど、そういう組み合わせ。
だから「萌ちゃん」呼びだと。
ただ、嶋貫さんの反応というか、
自覚のなさを見る限り、
神之浦さん側の一方通行っぽいので、
まだまだこれからという感じですかね。
どっちもいろいろがんばれ。

試合の方は、慕の独壇場、とはならず、
みんながそれぞれの持ち味を出して、
点棒が乱れ飛ぶ激しい展開になってますね。
それでもやはり、優勝は慕か。
今の白築慕が、言ってはなんですが、
「この面子」に負けるとはなかなか考えにくいですし、
物語の盛り上がり的にも、快勝して終わりそう、
という期待があります。

ラストの連続見開きもいいですね。
心の弱さを受け入れた閑無ちゃんと、
負けても前に進むことを決意した知代子。
その瞳に宿る炎は、慕と同じもの。
少なくとも気持ちの上では、
三者の強さは並んだということです。
これからの躍進を予感させてくれる、
最高の締めでした。


以上、感想でした。
次回の掲載も楽しみにしています!


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ジャンル:アニメ・コミック
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