

2023年09月16日 (土) | 編集 |
以下、ネタバレあり。
いやー、いいですね。
扉絵が素敵。
前回の感想でも書いた通り、
この二人は親密な関係を築いているんですね。
軽口や、ちょっとした悪口くらいは言い合える、
そんな距離感が伝わってくる、良いカットだと感じました。
本編でも、痺れる展開が続いています。
和の想いや、メガちゃんの思惑が描かれつつも、
それがどうしたとばかりの、亦野さんの気合の入ったツモ。
めくりあいなら負けないという、強い矜持が感じられました。
心象風景とはいえ、銃を持った二人の間に、
釣り竿で割り込むという空気の読めてない感じも、
亦野さんらしくて良かったです。
この結果は、しかしメガちゃんにとっても想定内のはず。
「できれば亦野にはデュエルを仕掛けたくはない」
という心境からも分かるように、
相性が悪い相手という自覚があったでしょうから。
ここからは戦い方を変えてくるのか、
それともこのままのやり方を続けるのか。
その判断次第では、これ以降の得失点に、
大きな差が生まれそうな気がしていますが、さてさて。
個人的には四人全員でのデュエルを見てみたい、
というか、灼の決闘衣装を見てみたいので、
ぜひとも、その瞬間が訪れることを願っています。
立先生なら、やってくれるはず。
次回の掲載も楽しみにしています!
・追記
阿知賀編を読み直して思い出したんですが、
亦野さん、準決勝の時点では、
「3副露したら5巡以内にあがる」
という評価だったんですね。
しかし今回は3巡以内。
彼女は確実に、強くなっているということ。
当時もテンパイから1巡でツモってるんですが、
あのときと違うのは、亦野さんに自覚があることですね。
今回、彼女自身は3巡以内にあがると確信していたし、
実際に成し遂げた。
もしかしたらメガちゃんは、亦野さんのこの進化を、
懸念していたのかもしれませんね。
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