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咲-Saki- 第99局「真実」
2012年07月06日 (金) | 編集 |


以下、ネタバレあり。






「末原ちゃんおつかれ~」


というわけで、末原さんのリャンペーコーツモから、
咲さんが安いあがりで決着と、
前回の予想がドンピシャで大当たりな結末でした。
これはさすがに自分で自分にガッツポーズせざるを得ない。
まあ、他にもいくつかの予想は立ててましたが、
「理想的な最終形」は当たってたし、また、どの予想も、
「末原さんがあがり、最後は咲さんが締める」だったわけですから、
これはもう、大正解ってことでいいんじゃないかな。
いいよね?

ただ、その真の狙いが、
「プラマイマイゼロで終わらせる」
とまでは読み切れなかったなあ。
これはちょっと悔しい。
だって、「咲さんが」「何かをやろうとしている」んだから、
気付こうと思えば気付けたことなんですよ。
そして「プラマイゼロ」から逆算して考えれば、
オーラスであがる点数まで完璧に予測出来たはず、なんですよね。
「400-800」まで予想出来てた人、いるのかなあ。
いるんだろうなあ。

きっと咲さんは、姫松を勝ち上がらせるとか、
そんなことは考えてなくて、
自分の中で点数調整してただけなのでしょうね。
ただの肩慣らし。ウォーミングアップ。
いや、あるいは、腕試し、か。
もしかしたら、
「自身はプラマイゼロで、一位通過する」
という縛りは、咲さんにとっての挑戦だったのかもしれません。
全国という舞台で、これくらいの制限を付けて勝てないようでは、
優勝なんて出来ない、みたいな。
彼女は彼女なりに、自分自身と戦っていたんですね。
すごいな、咲さんは。
石戸さんも姉帯さんも異能の人たちだったけど、
咲さんは一人だけ次元が違うところで戦ってる。
なんだよ、最後のあの笑顔。逆に怖いよ。

ともあれ、姫松高校、準決勝進出おめでとう!
姫松の二位勝ち抜けは、4月7日の時点で、
自分の中ではすでに未来図が描かれていたし、
ここ数局の流れでほとんど確信していたけど、
それでもこうやって結果が出ると、嬉しいものですね。
これでまだまだ洋榎ちゃんの活躍を見ることが出来る。

大将戦は末原さんの百面相が、見ていて本当に楽しかったなあ。
今回も聴牌したときのニヤケ顔とか、
安目見逃しからの倍満ツモのキメ顔とか、
決着後のホッとした表情とか、
最後の驚愕からの涙目とか、全部めちゃくちゃ可愛かった。
なんなのこの子。ちょーかわいいんだけどー。

しかもここからの、覚醒フラグですよ。
ここで赤阪代行が動くのかー。
赤阪さんって、ただの鬱陶しい人だと思ってたけど、
今回はこの人の言動に一番びっくりさせられました。
この人、末原さんが「まさか」って言った時点で、
「個人戦の記録に疑問を持っている」ことに気付いてるんですよね。
一瞬、顔を覗き込んだだけで、心境を見抜いてる。

赤阪さんは、もしかしたら、二回戦が始まるずっと前から、
咲さんの牌譜の異常さに気付いていたんじゃないでしょうか?
それでいて、今になってようやく末原さんに、
何かしらアドバイスのようなものを授けようとしている、とか?
つまり、末原さんが、
「アドバイスを授けるに値するような場所まで来た」
と確信出来たからこそ、動こうとしているのではないか?

多分それは、ものすごくきつい課題で、
これまでの末原さんには無理だから、何も言わなかった。
でも、あの激闘を乗り越え、彼我の実力差を心の底から痛感した、
今の彼女なら、きっと達成できる。
そう信じたからこそ、みたいな。

メタ的な見方をするなら、姫松が勝ち上がることで、
不満を持つ読者が少なからずいるであろうことを予測して、
小林立先生が先手を打った、と見ることが出来ます。

正直なところ、姫松が準決勝に進出しても、
末原さんが今まで以上にボコられる未来しか想像できなかったし、
同じようなことを考えていた方は、いっぱいいると思うんですよ。
少なくとも、
「なんで姫松なの?」
って思ってる方はいることでしょう。

そこにきて、
「末原さんが、まだ強くなるかもしれない」
というのは非常に大きなサプライズですし、
今回の結果に強い説得力を持たせていると思います。
各チームへの思い入れはさておき、
「すでに手の内を見せた永水と宮守」よりも、
「新たな力を得ようとしている姫松」が勝ち上がる方が、
物語として盛り上がるのは確かだし、
終わってみれば納得するしかない、という感じ。
立先生はこの展開を描きたかったんだな、と。
これで準決勝がどう転ぶのか、全く分からなくなってきた。
「咲-Saki-」は常に予想の上を行ってくれるので、
読んでいて本当に楽しいです。
予想以上、期待以上の、最高の結末。

……それでもやっぱり、姫松の決勝進出は「無い」と思いますが、
いや、でも、分かんないよなあ。
さすがに無いと思うけど、いや、しかし、あるいは。
いやいや、だけど、うーん。

全国編第二回戦、とてもとても、楽しかったです。
全ての試合が最高でした。
永水も宮守も、ここで敗退するには惜しいキャラたちが揃った、
非常に魅力的なチームでしたよ。
準決勝はどうなるのかなあ。
まるで想像が出来ないなあ。


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ジャンル:アニメ・コミック
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