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冷やし透華のエピソードに込められた意味とは
2014年01月21日 (火) | 編集 |


こういうことじゃないかな、と思ったことなどを、少し。
以下、咲-Saki-に関するネタバレあり。




咲-Saki-という作品における大きな疑問の一つが、

「冷やし透華のエピソードが描かれた目的は?」

というもの。
敗退したチームのキャラを、わざわざ掘り下げる必要があるのか、と
多くの方が思ったことでしょう。
しかし、全国編のアニメでも合宿イベントは省略されず、
しっかりと描かれていたことから、
制作側も「必要なエピソードである」と考えているだろうことは、
まず間違いありません。
では、なぜ必要なのか。

冷やし透華の初出は第27局(第4巻P51)です。
この時点ですでに透華には、
「何かあるらしい」という伏線が張られているんですね。
つまり、後付けではなく、初期の頃から構想にあったのだ、と。
まずこれが大前提。

で、個人的な見解としては、全国準決勝の副将戦、
「和vsメガン」を盛り上げるために必要なのだと考えてます。

龍門渕透華が最も強く意識している相手は、原村和です。
どこまでも一方通行ではありますが、
この「一方通行」というのが鍵で、
メガンダヴァンも龍門渕透華のことを、
一方的に、強く意識してるんですね。
思いの方向性を表すとしたら、こう。

和 ← 透華 ← メガン

しかし、龍門渕高校はすでに敗退しているため、
透華vsメガンの再対決は実現しません。
この、「因縁のある者同士が直接対決しない」というのは、
咲-Saki-における一つのテーマであり、
透華とメガンも、その一種なのではないか、と
思ってるんですよね。

主人公である咲は、姉の照と戦わないし、
メインヒロインたる和だって、
旧友である穏乃・憧・玄とは、直接は対峙しません。
そのことについては、以下の記事でも少し語ってます。

原村和と鷺森灼が戦わなければならない3つの理由

おそらくメガンは、和の背後に透華を見る。
その上で、和を見下すのではないか。
この程度か、と。
「あの」龍門渕透華に比べたら、大したことない、と。

そして、和は多分、メガン相手に大苦戦する。
一矢報いる、くらいはあるかもしれませんが、
それでも徹底的に打ちのめされるのではないか。

もしそうなれば、和はメガンを強く意識することでしょう。
心を乱され、彼女自身の打ち筋にも影響を与えるかもしれません。
すると、さっきの三人の図式は、こう変わります。

和 ← 透華 ← メガン ← 和 ← 透華 ← メガン……

一方通行の三角関係が生まれるわけです。
美しい。非常に美しいです。まさに円環の理です。
円環の理って言ってみたかっただけです。


ようするに、和とメガンを「繋ぐ」存在として、
透華は不可欠なんですね。
だからこそ、冷やし透華のエピソードが描かれ、
メガンの決意が語られたのではないか、と
そう思うわけです。
和にとってメガンは、
咲以外で初めて強く意識した相手になるのではないか。
デジタルの申し子である和の心を乱すのが、
メガンの役割なのではないか。


長々と語ってきましたが、結論としては、

「メガのど、いいんじゃないかな」

ってことで、はい。
副将戦、楽しみですね。
咲-Saki-は面白い!





やや蛇足的な想像になりますが、
メガンとの対戦で調子を崩した和が、
決勝戦で灼と戦うことにより、
その背中に赤土晴絵の存在を感じ取り、
かつて阿知賀で過ごした日々を思い出して復活する、
なんてこともあるかもしれませんね。


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テーマ:咲-Saki-
ジャンル:アニメ・コミック
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