アニメや漫画、ゲームなどの感想を、だらだらと。たまにSSも書いてます。
咲-Saki- 第123局「抗戦」
2014年03月08日 (土) | 編集 |


今週のヤンガンには「リツハユ」も掲載されてるよ。
以下、ネタバレあり。





「清澄が2位になれるなら、有珠山はトんでくれてかまわない」

そうそう、これこれ。
この心意気を聞きたかったんだ。
これでこそ竹井久だよなー。


って、思いながら読んでたら、

そ れ ど こ ろ じ ゃ な か っ た !

なんだ、この回想は!
なんなんだ、この回想は!



いやー、これはやばいな。
これはやばい。
なんというか、これはやばい。
なんて破壊力だ。
ご褒美以外の何物でもない。

何度でも言うけど、これはやばい。
全力で読者をころしにかかってる。
握力×体重×スピード=破壊力!

見開き×美穂子×名前呼び=破壊力!!!!










よし、落ち着いたぞ。
ちょっと冷静になって、改めて、
この回想を見ていきましょうか。

最初の「上埜先輩」は中学時代、
「荒れていた頃」の久ですね。
おそらくこの頃、家庭内では不和が続いていて、
久の気持ちも荒んでいたから、
「尖った連中」と付き合っていた。
そして久は、彼ら彼女らに慕われていた。
そういう場面だと思われます。
(でもそいつらだって、決して「悪い奴ら」ではなかったはず)

藤田プロとの出会いは、まこのお店で、か。
おそらく、まこ経由で藤田プロに、久のことが伝わっている。
「入部した麻雀部に、面白い先輩がいる」
みたいな感じで。
(藤田プロは、まこのお店の常連)

で、興味を持った藤田プロが、
「一局打ってやる」
とかなんとか言い出して、それでこの1コマ。
もしかしたら藤田プロとの出会いも、
久の荒んだ心を癒す一助となっていたのかもしれませんね。
出会いが人を変えていく。

次に、内木副会長。
多分これは、スカウトの場面なのではないか。
「議会長権限で、あなたを副会長に任命する」
みたいな。
内木の「竹井さん」は、
この頃、すでに学内でも有名人だった久が話しかけてきたから、
(あの有名な)竹井さん」と驚いているのだろうか。
あるいは単純に、
(クラスメイトの)竹井さん」
と呼んでるだけなのかもしれない。
時期的には、久が学生議会長に就任した直後か、それ以前。
内木が「会長」と呼んでないのも、
彼にとって、久はまだ「竹井さん」だから。

おそらく内木は久に対して、憧れ、尊敬、もしくは恋心を抱いている。
だからこそ、この表情。
「麻雀アニメ&麻雀ゲームあれこれ」の真鯛さんも、
全国編のアニメの感想でおっしゃっていますが、
「副会長はロリコン」はミスリードだと考えていいと思います。
「カメラに映っている人と、カメラを撮影している人は違う」ので。

お風呂シーンが贅沢な 咲-Saki-全国編 第2局「応援」: 麻雀アニメ&麻雀ゲームあれこれ

そして、これがスカウトの場面なのだとしたら、
久も内木のことを、少なくとも評価はしているということ。
恋愛感情云々は抜きにしても、
この二人の間にも確かな絆があり、
生徒議会での活動を通して、
信頼関係が深まっていったんだと想像できます。

高校三年目には、和と優希が入部し、
少し後には咲との出会いが待っている。
対局中の回想も合わせて考えれば、
久にとって一年生連中との出会いは、
大きなもの、嬉しい出来事だったことは確かで、
ここから全国への道が開けていくんですよね。

そしてそしての、この見開きですよ。
この見開き、メタ的に考えるなら、
咲-Saki-界隈でよく見られる「上埜さん」連呼への
カウンターという見方も出来ますね。
姓が変わったことを知った上で、それでもなお旧姓で呼ぶのは、
その人に対して失礼である可能性があるし、
美穂子ならそのあたりも配慮するだろうし。
少なくとも「今、この時点での」久に対して、
「上埜さん」とは言わないでしょうからね。

咲-Saki-という作品には、
「蔓延している空気」を一気に吹き飛ばす、
ものすごい爆発力があって、
それが今作の大きな魅力の一つです。
池田や玄や、末原さんのときもそうでしたが、
今回も強烈なインパクトがありました。
本当にもう、やばい、としか言いようがない。

構図的には、久から見た美穂子とかじゅの、
「大きさと距離」にかなりの差があって、そのことからも、

「美穂子が名前で呼んでくれた」

ということが、久にとって、
どれだけ記憶に残る出来事だったのか、
もう、明らかに、あからさまです。

しかしそれ以上に大事なのが、
「回想の締めが、この二人」だということ。
同学年の部員がいない久にとって、
福路美穂子と加治木ゆみは、
共に高いレベルで競い合える貴重なライバルであり、同志です。

この二人がどれだけ大切な存在かって話ですよ。
そりゃあ、見開きにだってなりますよ。
非常に感慨深い。

揺杏の思惑や、
当たり前のように傘を広げて退出するミョンファなど、
気になることは他にも多々ありましたが、
とにもかくにも、今回は竹井久祭りでした。
大満足です。眼福、眼福。

さあ、中堅戦の行方は、いったいどうなる!
有珠山は飛ぶのか?
それとも揺杏が、必死に食らいつくのか?
まだまだどう転ぶのか分からない、
激動の後半戦に突入だ!!!!






















同学年で、直接対戦もしたのに、思い出せない人がいる、
というのも、久らしいと言えばらしいですね。
いや、もしかしたら「彼女」はあの山の向こうにいて、
大声で「久!」と呼んでいる可能性もある……?


京太郎は泣いていい。



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テーマ:咲-Saki-
ジャンル:アニメ・コミック
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