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宮永照の過去と、受け継がれる想い
2014年03月11日 (火) | 編集 |


宮永照について、少し考えてみました。
以下、咲-Saki-に関するネタバレ多数。




なぜ宮永照は、
高3の春までリザベーションを見破れなかったのか。


着想の始点はそこでした。
宮永照と白水哩は同学年であり、
共にトップクラスの打ち手なのだから、
これまでにも戦う機会はあったはず。
そして、一度でも戦ったのであれば、
そのときにリザベーションを見破っているはず。
それなのになぜ、と。


関連記事
リザベーションはいつ見破られたのか


色々と可能性は考えられるんですが、
「さすがの照も、使ってもいない能力は見破れない」
のだとしたら、ある程度、絞れてきます。

高1 → 姫子と離れているためリザベを使えない=使ってない
高2 → 照は大将、哩は先鋒なので、対戦してない
個人戦 → リザベを使う意味がない=使ってない

ここまではいいとして、
問題なのはリザベコンビが、
「3年前のインターミドルでも大活躍」していたということ。
リザベーションという能力が、
少なくともその頃には開花していたということです。
じゃあその頃、照と哩たちには、対戦の機会はなかったのか。
ここで、ある可能性が浮上します。


「宮永照は中学時代、麻雀をしていなかったのではないか」


宮永家の家庭事情は、未だに詳しくは語られてませんが、
その頃がちょうど「ごたごたしていた時期」だったのかもしれません。
両親が別居し、宮永咲は麻雀から離れていた。
ならば照だって同様に、
麻雀の世界に関わらず、腐った日々を過ごしていたのではないか。
だから、少なくとも中学時代は、
哩たちと対戦する機会がなかったのではないか。

そんな照が、表舞台に立つことになったのには、
なんらかのきっかけがあったはずです。
一つ考えられるのは、高校入学直後。

「白糸台に、恩師あるいは尊敬する先輩が、存在した」

という可能性が、あるのではないでしょうか。
腐っていた照を、高校麻雀界に引き込んだ、
白糸台の最重要人物。

ここで思い出したいのが、
阿知賀編における千里山女子の描写です。



・園城寺怜は何を危惧していたのか

阿知賀編第3巻の回想で、
「ほな私をあんなバケモンにあてる気なんか」
と、怜は語っています。
彼女はまるで、照と自分が戦うことを恐れていたかのようです。
エースポジション=先鋒が基本な世界観なので、
怜が先鋒に据えられるのは、あの時点でほぼ確定です。
つまり怜は、「照が先鋒に来る」前提で、
話をしていたことになります。

しかし、照は昨年のインハイで、
大将だった可能性が非常に高いのです。
「大将だった選手」が、
なぜ翌年は先鋒に来る前提で話をしているのか。

ごく自然に考えるなら、
「翌年にはエース(先鋒)になることが確定的だったから」
ということになります。

昨年のインハイで、宮永照が、
「白糸台の次期エースは、間違いなくこいつ」
と思われるような活躍を見せたということです。
だから、照が先鋒になる前提での会話だったのではないでしょうか。

逆に考えれば、一年前、照はエースじゃなかったということ。

白糸台のエースは他にいて、当時はその人が先鋒だった。
しかし照の才能が、その年のインハイで開花し、
先鋒以上の怪物的な活躍を見せた。
そしてその勢いのまま個人戦でも優勝し、王者の称号を獲得した。
そのおかげで、世間の注目は照に集まったのではないか。

そう考えれば、色々とすっきりします。
照魔鏡の力に目覚めたのも、おそらくこの頃。
だとするなら、それ以前までに、
リザベを見破れなかったとしてもおかしくはない。
たとえ照魔鏡が、「使ってもいない能力も見破れる」のだとしても、
力そのものに目覚めてなかったのならば。

簡単に言えば、
「1年前の宮永照は、今ほど強くなかったのでは?」
「だから先鋒ではなく、大将だったのでは?」

ということですね。
この論の問題点は、春季大会時のオーダーです。
昨年のインハイで才能が開花したのだとしたら、
なぜ春季大会でも大将だったのか。
エースとしての力に目覚めたのなら、
先鋒に据えられるはずじゃないのか。

これに関しては不明な部分が多いので、断言はできないのですが、
「エースは先鋒」という基本を破るような事情が、
もしかしたらあったのではないか、と考えてます。
なんらかのトラブルであったり、チーム内での確執であったり、
そのあたりはいずれ、本編で触れられるかもしれません。
そもそも白糸台は、
「必ずしもトップ5が代表に選ばれるわけではない」
という、ちょっと変わったチームなので、
他のチームでは考えられないような
特殊な事態が発生していたとしても、
おかしくはないでしょう。
しかしその問題もインハイ前には解決し、
最終的に照は、先鋒にオーダーされたのではないかな、と。



ここで提起したいのが、
「昨年の白糸台のエース」こそが、
照の恩人なのではないか、
ということ。
あくまでイメージですが、
包容力があり、面倒見のいい、部の中心人物。
その何者かが、照を麻雀部に引き入れたのではないか。

この何者かについては、
さすがに語りようがありませんが、
少なくとも照は、
「心の底から多くの人に感謝をしている」。
感謝をするような出来事が、
確実にあったということです。
つまり、「恩人」自体は存在するということ。
それも一人ではなく、複数人。
もしかしたら、照を麻雀部に招いた人が何人もいたのかもしれないし、
入部後に色んな人のお世話になったのかもしれない。
その詳細は不明ですが、
そういった様々なことへの感謝の気持ちを胸に抱き、
照はエースとして献身的に、白糸台を支えている。
そう考えることは、決して的外れな想像ではないはずです。



で、ここまで考えて、気になったのが、
大星淡の存在です。
彼女もまた、高校生になってから麻雀を始めたのではないか、
と想像できる人物の一人であり、
「拾った」という表現からして、
いわくつきの経歴があるだろうことは、
想像に難くありません。

これまでの論が正しいのであれば、
宮永照と、大星淡の経歴は、
非常によく似ている、ということになります。
高校入学前までは腐っていて、
入学後、公の場に出てきた人。

だとするなら、
照は淡の生い立ちに、
かつての自分を重ねている可能性があるのです。
だからこそ彼女は、淡を「拾った」のではないか。


照は淡を放っておけなかった。
まるで、あの頃の自分を見ているみたいだったから。

先輩から照へ。
照から淡へ。
麻雀を通して、部活を通して、つながる関係。

あくまでも、あくまでも想像の域は出ませんが、
こうやってあれこれと考えてるだけでも、楽しいんですよね。
もしかしたら照の恩人も、
自分と照を重ねて見ていたのでは、
なんて可能性すら思い浮かんできます。

いつか、淡も成長して、
感謝の気持ちを心から実感する日が来るのかもしれません。
そしてその気持ちを、今度は自分が、後輩たちに伝えていく。
言葉では語らずとも、その背中で、その闘牌で。

そんな未来も、あり得るのかもしれませんね。




・まとめ

宮永照は中学時代、腐った日々を過ごしていた。
そんな照を、高校麻雀の世界に導いた人がいる。
その人がエースとして活躍するべき年に、
照の才能が開花した。
ならば、今度は淡の番なのではないか。
すなわち、淡は決勝戦でさらなる力に目覚め、
照以上の活躍を見せるのではないか。
その結果がどうあれ、
淡は今後、部の中心人物となり、
後輩たちに「想い」を伝えていくのではないか。





以上です。
春季大会への想像から始まった考察シリーズも、
ひとまずはこれで一段落。
ここから先は、他の方にお任せします!
丸投げ!


それでは、また!


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テーマ:咲-Saki-
ジャンル:アニメ・コミック
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