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「グラスリップ」考察と、これまでのまとめ
2014年09月22日 (月) | 編集 |


最終回直前ということで、
これまでに視聴していて疑問に感じたことや、
それに対する自分なりの解答などを軽くまとめてみました。
主に透子と駆についてです。




・タイトルの意味は?

グラス越しにスリップする。

「グラス」は透子を、
「リップ」は駆のことを差している。
その二人が一緒に「スリップ」するから、
「グラスリップ」である。

透子は未来のビジョンが見える。
駆は未来の声が聞こえる。
二人が一緒なら、見えるし、聞こえる。



・透子の幻覚は未来視なのか、妄想なのか?

おそらく両方。
実際に未来を見ることもあるし、
妄想を見ることもあるし、
その両方が混ざったビジョンを見ることもある。

妄想を見る場合、
透子の心境がダイレクトに反映されているため、
不安な心を抱えているときは不安なイメージを抱くのではないか。

具体的には、
「鳥の大群に襲われる」
「お店のガラスが割れる」
この二点が未来視ではなく、妄想である。

というのも、ここだけは「スリップ」していないからだ。
上記の二点はどちらも、
「現在の自分に対して暴力を突き付けられるイメージ」
であり、他のビジョンとは見え方が違う。
故に、未来視ではない。
そして透子は、未来視と妄想が混同していることに、
はっきりとは気付いていない。
だから話がややこしくなっている。



・駆が能力を消失したのはなぜか?

必要がなくなったから。
では、なぜ必要がなくなったのか?

これはおそらく、分かり合える相手、
パートナーだと思える相手に出会えたからではないか。


分かり合える相手に出会えたからこそ能力を失い、
分かり合えなくなったというのが皮肉なところ。
分かり合えなくなった透子は、
また自分のことを忘れるかもしれない。
そのことが怖い。
だから駆は逃げようとしているのではないか。

透子が妄想を見るようになった理由も同じで、
駆というパートナーに出会えたから、
これまでとは違うビジョンが見えるようになった
のかもしれない。
分かり合える相手に出会えたからこそ、余計な物まで見えるようになった。
これもまた皮肉なところ。



以下、各話で起きた幻覚と幻聴のまとめ。
透子と駆の立ち位置や心境なども。
勘違いをしていることや、
気付いてないこと等は多々あるかと思いますが、
とりあえず現時点での個人的な雑感です。


第1話

透子が3D眼鏡越しに未来の花火を見ている。
駆がすぐ側を通ったため、
「やっと見つけた」という声も聞こえた。

第12話で駆が「やっと見つけた」と言っているが、
口調が違う。
両者は異なる場面だと考えるべきではないか。


第2話

透子と駆の共同作業。
ガラス越しに、仲間四人との別離を思わせるビジョンと、
「私も未来が見たいの」という声。

ラストシーンでは、
「私、未来が見たいの」
という発言。
ビジョンの中では「私未来が見たいの」だったので、
このときの発言は幻覚と同じ場面ではない。
「私も未来が見たいの」は別の場面での出来事。
おそらく最終回で判明。


第3話

透子が幻覚。泣いているやなぎの姿。
おそらく最終回で判明。
「幸、入院」のビジョンは、
第7話での幸の姿、と考えるのが妥当か?
さらに先の未来で起きる出来事という可能性は?


第4話

駆が食事中に幻聴。近くではピアノの音楽が流れている。
透子「一緒に行こう」
透子「違うのかもしれない」

覚えてないけど、どこかで語られた可能性あり。
なければおそらく最終回で判明。


第5話

透子がガラス工房で未来視。
駆の笑顔。
おそらく最終回でこの笑顔が出てくるはず。


第6話

駆、洗顔中に幻聴。近くでピアノが鳴っている。
透子「駆君!」
透子「そこにいたの? 探しちゃった」
おそらく12話との対比。
実際には、一人ぼっちの駆を透子が見つけるということか?

透子が歯磨き中に幻覚。
駆とキスをするビジョン。
美術準備室でのキスシーンとは立ち位置が違うため、
あのときとは別のビジョンである可能性大。


右側の人物が駆だとしたら、左は透子?
透子以外の可能性もあるのでは?

駆が透子の腕を掴んだとき、二人に幻聴。
駆「俺は見つけたのか?」
近くではピアノの音が聞こえている。
このときの結果が、
「実験」をしようという気持ちを膨らませることになったはず。


第7話

海岸で透子とやなぎの会話中に幻覚。
検査入院している幸と、お見舞いに来た祐の姿。
海がガラス代わりになっている。

駆と二人きりのときに幻覚。
落下する駆のビジョン。
おそらく最終回で判明。

砂浜で駆と透子の逢瀬。やなぎが帰るときに幻覚。
「お似合いのカップルね」は、未来の声じゃない。
現在の心の声、あるいは透子の思い込み。

鳥の大群に襲われるビジョンも、おそらく妄想。

「ガラス越しじゃなく裸眼でビジョンを見た」
のはここが初めてではないか?
転機はおそらくこの場面。
これまでのビジョンとは明らかに違う見え方をしている。

駆が未来視じゃない可能性について言及している。

「お似合いのカップルね」は、「駆が聞いた声」なのだとしたら、
駆が「思い込んだ」声が、透子にも聞こえただけなのでは?


※追記
この場面はミスリードを誘われている可能性あり。
「お似合いのカップルね」が「未来の声」なのだとしたら、
「現在の透子」に向けられたものではない。
つまり、やなぎは心の中で嫌味を言ったわけではない。
そのまんま受け止めれば褒め言葉なんだし、
「未来の適切な場面で語られるセリフ」
と考えた方がいいのかもしれない。


第8話

ガラス越しに幻覚。
ガラスが割れるイメージ。
透子の不安な心境が反映されているだけ?

美術準備室で幻覚。
窓の外には雪が降っている。
キスをする二人。

校庭に出て、「雪が降っている」のを「直接見ている」
ガラス越しじゃない。


第9話

駆が能力を喪失。


第10話

駆には居場所がない。
地元の子は祭りが始まると、
お祭りモードに入って駆のことを忘れる。
これを透子自身に置き換えたのが、12話の妄想。
唐突な当たり前の孤独を知りたかったから、
あの幻覚を見た。

透子、校庭で幻覚。雪が降っている。

駆の唐突な当たり前の孤独を知ろうとした結果、
12話のあれを見ることになる。

美術準備室で幻覚。
窓の外には雪。
駆がキスをしたのは、透子の気持ちを守ろうとしたため。
未来のかけらだと信じたい透子のため、幻覚を現実にした。


第11話

おそろいのガラス越しに幻覚。
花火。
駆にも同じ物が見えている。

駆「俺は一緒にいるのが怖いのかもしれない」

透子と一緒にいるのが怖い。
透子に自分のことを忘れられるのが怖い。
忘れられるくらいなら、最初から誰とも関わらないようにしたい。
だから、母に付いていこうとしている。


第12話

全編通して透子の幻覚。
唐突な当たり前の孤独を知りたいと願った透子が、
駆との立場を逆転させた上で見たビジョン。
つまり、未来図と妄想がミックスされた世界?

この体験を通して、透子は駆の心境を理解できたはず。
その上で、どんな決断を下すのかが最終話の見どころか。




・最終回で判明するであろう未来の出来事

透子
「私も未来が見たいの」
「一緒に行こう」
「違うのかもしれない」
「そこにいたの? 探しちゃった」


「やっと見つけた」
「俺は見つけたのか?」
駆の笑顔
駆と誰かがキスをする
落下する駆

それ以外
泣いているやなぎの姿
やなぎ「お似合いのカップルね」

妄想である可能性が高そうなもの
鳥の大群に襲われる
お店のガラスが割れる


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テーマ:グラスリップ
ジャンル:アニメ・コミック
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