

2016年04月03日 (日) | 編集 |
以下、ネタバレあり。
最高。最高です。
心臓のど真ん中に突き刺さりました。
「姫松というチームに出会えてよかった」
と、そういう思いで胸の中がいっぱいです。
何から語ればいいのか迷うところですが、
そうですね、末原さんが素晴らしかったですね。
他には、そうですね、末原さんが素晴らしかったですね。
圧倒的末原回でしたね、はい。
末原さん最高や。最高や……。
細かい部分を見ると、
「部屋を出る順番」に、姫松らしさが詰まっていたなと感じました。

真っ先に部屋を出て、最後まで外で待ってるのが郁乃。
軽い足取りは雰囲気を重くしないため。
監督としてはこれ以上ない気遣い。
生徒の中では洋榎ちゃんが先頭。
姫松の主将として、誰もよりも前を歩き、涙も見せない。
自身の想いは、握った拳に閉じ込めるのみ。
これが愛宕洋榎の強さ。
主将に続くのは二年生コンビ。
漫ちゃんも絹恵ちゃんも、悔しい思いは抱えているだろうけど、
彼女たちにはまだ次がある。
だから、歩いていける。
次へとつなぐためにも、歩いていかなければならない。
対照的なのが、後ろ髪引かれる由子。
いつも笑顔の彼女だからこそ、
目に浮かんだ涙が心にしみるというもの。
由子だって三年生なんだから、たくさんの想いを抱えているだろう。
部活に対しても、善野さん個人に対しても。
それでも、重い足を動かして、部屋を後にする。
この場所に残るべきなのは、自分じゃないと分かってるから。
もうね、最高ですね。
善野さんの励ましの言葉も、見せてくれた笑顔も、
みんなの心の奥深くまで届いたと思います。
これが姫松。姫松なんだ。
最高や……。
とまあ、この時点で涙腺決壊ファイナルアタック状態なんですが、
ここからがまた、すさまじかったですね。
このタイミングで竜華の登場って、なんなの?
ピンポイントで特定の人間をころしにきてるの?
尻だからセーフなの?
二人の会話の中には、色んな情報が満載でした。
「個人戦がある」と竜華自身が語ってるってことは、
彼女も出るということなのでしょう。
北大阪の代表枠が何名なのかは不明ですが、
荒川憩、江口セーラ、清水谷竜華の三名は、
まず間違いなく確定と見ていいはず。
「浩子は神戸生まれ」も興味深かったんですが、
「白糸台も全国から選手集めてる」がかなり熱い。
二人の会話をごく自然に読み解けば、
今年の白糸台のレギュラーの中に、
東京出身じゃない人がいるということですよね。
照や淡は東京在住枠でいいとして、残り三人はどうだろう。
尭深はお茶が好きなんだから静岡出身じゃないの、と
安易に考えたりはしてるのですが、さてさて。
そんな感じで、情報てんこ盛りだなあ、すごいなあと思っていたら、
おい待て小林立ゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!
最後の最後になんだこれは!!
なんか、さらっと話が進んでますけど、
えらいことが起きようとしてませんか、これ。
立先生はどれだけ爆弾を落とせば気が済むんだ。
死人が出るぞ。
次回も楽しみです!
やっぱり咲-Saki-は面白い!
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