

2016年10月09日 (日) | 編集 |
以下、ネタバレあり。
小林立がガード不可の即死コンボを叩き込んできた。
読者はしぬ。
いやー、もう、こんなもん笑うしかないでしょ。
全然処理が追いつかない。
しかもこの状態で、12月までお預けですよ。
これがレイニー止めでなくてなんだというのか。
冷静さを取り戻すため、一つずつ追っていきましょう。
まずは成香!
慰めの言葉をそのまま受け止めず、
悔やんでいる表情が印象的でしたね。
彼女自身も力不足であることは自覚しているし、
その現状に決して満足はしてないということ。
もっと強くなりたいという意思が伝わってきましたし、
この思いを糧にさらなる飛躍が期待できるかも。
そんな明るい未来を想像したくなる一幕でした。
次に漫!
彼女に関しては、多くを語る必要はないでしょう。
罰ゲームをする流れにならなかったこと自体が、
「やるべきことをやり遂げた」という何よりの証拠。
後のページでも語られているように、見る人はちゃんと見てる。
だから、どうか胸を張って欲しい。
君はまだまだ成長できる。
続いて花田先輩!
ここ!
ここが本当に良かった!
江崎先輩が政治ネタと絡めて、
ちょっとうまいこと言った感じになってたのもグッドですが、
それよりも何よりも、花田先輩の最後の一コマですよ!

「花田煌はリザベコンビを追いかけて新道寺に進学した」
みたいな記事を以前書いたことがあるのですが、
その予想と期待に応えてくれるかのような、この表情。
もちろん彼女は、ただ照れているだけかもしれないし、
そこに特別な感情は含まれてないのかもしれない。
その詳細はまだまだ明らかになってませんが、
何はともあれ「花田煌が報われた」というその事実だけで、
個人的には満足です。
良かった。本当に良かった。
怜は性行為に及んでいたので完全にアウトですね。
触れ合いだとか、コミュニケーションだとか、
そういう範囲を超えて、思いっきり揉んでますからね。
言い訳の余地はない。
とはいえ、ここまで露骨な描写は作中でも初めて。
(パウチカムイでさえ間接的な性描写)
つまり怜はそれだけ疲れて、追い詰められていたということ。
周囲に取り繕う余裕もなく、
肉欲に溺れなければ耐えられないような、
限界ギリギリの状態だったということなのでしょう。
今はただ、ゆっくり身体を休めて欲しい。
お疲れさまでした。
とまあ、ここまでは割と冷静に読めてたんですが、
後半の怒涛の展開は危険でしたね……。
宮永母に関する情報は、
これまで徹底的に伏せられていましたが、
ついについにの種明かしですよ!
まさか咲さんの「海外ミステリー好き」が伏線だったとは。
シルエットを見る限り、いわゆる宮永ホーンはあるので、
実母だと考えていいはず。
「宮永姉妹はクォーター」は、
そのまんま受け止めていいのでしょう。
だとすると、
「取材で出てくる宮永さんのお母さん」
の方に何かがあるということでしょうか。
「宮永界は二度結婚した」という可能性は、一応考えました。
愛さんと離婚した後、再婚した相手が、
「取材で出てくるお母さん」という可能性。
ただ、証言を聞く限り、そういう雰囲気でもないっぽいですし、
もっとスマートな真相が用意されてるんだろうな。
うーん。
「ケガ人はいなかった」とのことなので、
みなもちゃん生存の可能性はかなり高まりましたよね。
「亦野みなも」説はまだワンチャンありまっせ。
あるのか?
と、新情報満載で動揺が収まらない中、
最後の最後に、あのラストページ!
こんなもんガードできるか!
いい加減にしろ!(満面に笑みを浮かべつつ)
もう一回言いますけど、この状態で12月までお預けですからね。
首から下まで生き埋めにされて、
目の前に食べ物を置かれてるようなものですよ。
なんの呪いだよまったく。
ともあれ、考える時間はたっぷり用意されたわけで、
その間に提示された謎を解き明かしていきたいものです。
いやー、楽しいなあ。
咲-Saki-は本当に楽しい。
脳みそ溶ける。
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