アニメや漫画、ゲームなどの感想を、だらだらと。たまにSSも書いてます。
咲-Saki- 第175局「氷炭」
2017年05月21日 (日) | 編集 |


以下、ネタバレあり。




江崎先輩、めちゃくちゃかっこいいな!
なんだこのハイレベルな応酬は。
超ファインプレイ。

いやー、この2筒切りは素晴らしいですね。
洋榎ちゃんがポンできると、確信しながら切ってる。
そうじゃなきゃ、「でしょうね」の一言は出てこない。
当然、振り込むわけにもいかないので、
二人のリーチに「通る」という確信もあったはず。
(どちらに対しても安牌じゃないのに)
これが新道寺女子ナンバー3の実力。
ただひたすらに、かっこいい。

「なかなかの知略」という心理描写も熱いですね。
「誘いに乗った」といった心境なのかもしれませんが、
仮に一発消しとツモずらしが洋榎ちゃんのアイデアだとしても、
その意図を汲み取れてる時点ですごいですよ。
洋榎ちゃんはこの局、二巡目に中を切ってるので、
「染め手の気配を感じての2筒切り」というわけでもないでしょうし。

セーラの得点を抑えられたのは、
半分は江崎先輩のおかげであることは間違いない。
しかし彼女自身はそう思ってなさそうというか、
自己への評価が全くなさそうなのが興味深いです。

この1コマは洋榎ちゃん上げというよりも、
「江崎仁美らしさ」の表現だと個人的には感じています。
「なんもかんも政治が悪い」と、本質的には同じ。
つまり彼女は「成功」すらも、
自己の責任だと感じない人なんじゃないかな、と。


上手くいったときも、いかないときも、
全ては他者のおかげであり、他者のせいだと考えている。
もしそうであれば、一貫性のあるキャラ描写だと言えます。
今回、いきなり悟ったり強くなったりしたわけじゃなく、
元々こういう人なんだ、と。

このあたり、深く掘り下げるつもりがあるのか分かりませんが、
ともあれ、江崎先輩のことは今まで以上に好きになりましたし、
まだまだ活躍してもらいたいですね。
底が見えないお人だ。

揺杏もがんばれ!
いい手は入ってるし、意気込みも充分だし、これからこれから。
いけるける。

セーラの連荘はまだまだ続くのか。
止めるとしたら誰なのか。
ライバル対決だけに留まらない、波乱の中堅戦!
燃える!!


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ジャンル:アニメ・コミック
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