

2017年08月27日 (日) | 編集 |
以下、ネタバレあり。
楫野さん、かっこいい……。
強豪校部長としての、貫禄と強さが、ばっちり伝わってくる。
対局中、彼女は常に「上」から見ていました。
「タケちゃん」とのやり取りなんかもそうですけど、
「自分のところが上に立っていて当然」という前提で話しているし、
杏果さんへの接し方だってそう。
それが嫌味にならないのは、言動に実力が伴っているから。
これでこそ強者という納得の闘牌描写。
かっこいい、かっこいいよ揖野さん!
擂り潰されたい!
そんなわけで、運命の中堅戦が無情にも決着しました。
杏果さんにとっては苦い一戦となりましたが、
「今はかなわないや」というモノローグに、
前向きな気持ちが表れていたのは良かったですね。
今はかなわないけど、いずれは追いつき、
追い越すという矜持を、胸に秘めている。
相性最悪だし、負けはしたけど、心は折れてない。
いつかまた、再戦したときには、
別の結果が待っているのかもしれない。
そういう期待を抱かせてくれる最後の1コマでした。
とはいえ……、全国行きが非常に厳しくなったのもまた確か。
強い。菰沢は本当に強い。
44話の時点では、
「大将に回るまでに決着するが、勝つのは湯町」
という可能性に賭けていましたが、
「大将に回るまでに決着し、勝つのは菰沢」
といった展開まで見えてきました。
「はやりん敗北」は絶望感でかいですからね……。
菰沢の強さを強調するなら、その結果がベストと言えばベスト。
仮にはやりんが勝ったとしても、大将には椋千尋が控えている。
対するは湯町の部長、野津雫。
雫さん、大好きだけど、大好きだけどさー。
ズタボロに引き裂かれた方が、絶対においしいし、
魅力も引き出されると思うし……。
いや、でも、決めつけるのは良くないか。
現状は完全にお通夜ムードだからこそ、
ひっくり返してくる可能性も、ゼロではない……。
麻雀は運の要素が大きいゲーム。
運を引き寄せて、なんとか、無理やり、勝ちを拾うことも、
有り得ないとは言えない、言えないはず……。
うーん、でもなあ、うーーーーーーん…………。
ともあれ、今は副将戦に注目しましょう。
瑞原はやりは、どう戦うのか。
そもそも戦う様子自体が描かれるのか。
不安と興奮を抱えたまま、次回の掲載を楽しみにしています!
はややー。
・追記
拍手コメありがとうございます!
現状、かなり厳しいですね。
一つ可能性があるとすれば、
「千尋が力を温存するつもりで戦う」
くらいですかね。
その隙をついてなんとかすれば、
なんとかなるかもしれない。
ただ、大将戦までもつれ込んだら、
「全力でいけ」という方針のようなので、
そこも望みが薄そうです。
厳しい。
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