

2017年09月17日 (日) | 編集 |
連載再開!
以下、ネタバレあり。
いやー、再開早々ぶっ飛ばしてますね!
絶対に笑ってはいけない咲-Saki-読書24時!
今回の注目ポイントは、当然リザベーション。
阿知賀編での描写から、
「他の部員はもうリザベを見慣れてる」
と思ってたんですが、花田先輩と友清が、
姫子のビビクンにめちゃくちゃ焦ってたのが意外でした。
一年生の友清は「まだ見慣れてない」ということで
理解はできるのですが、花田先輩の反応が過剰といいますか。
阿知賀編のときのあっさり具合と、全然違うな、と。

阿知賀編第5巻P97
きわめて冷静に解説する花田煌
もちろん、今回の姫子は明らかに「やばい」ので、
花田先輩でなくても「やばい」と感じて当然なんですけど、
新道寺女子のレギュラーは準決勝の時点で、
リザベセブンが発動した瞬間を見てるはずなんですよね。
普通に考えれば、リアクションの激しさは、
今回よりもあのときの方が「やばい」はずで、
じゃあ、どうしてあのときは、
「ちょっと休ませよう」みたいな話にならなかったのか。
で、考えてみたんですけど、
もしかしたらリザベーションセブンは、
姫子にとっては刺激が強すぎる縛りなのかもしれません。
そのせいで、彼女の中での高まりが、
一気に振り切れてしまうのではないでしょうか。
だから姫子は、リアクションをする余裕すらなかったし、
周囲の人もスルーしていたのではないか。

同じく第5巻P149
セブンだとこのリアクションが限界説
一方シックスは姫子にとって、ベストな刺激なのかもしれません。
つまり、「一番気持ちのいい縛り」ということです。
だから堪え切れず、最大限まで反応してしまうし、
そんなものを見せられたら、さすがの花田先輩も恥じらう。
と、個人的にはこういう考え方で納得できるのですが、
さて、真相やいかに。
かなり言葉を選んで説明しているつもりですけど、
何を言いたいかは伝わってますよね? ね?
それはさておき、仮眠室でのやり取りも熱かったですね。
友清の強気な態度が、特に好印象。
他校の三年生相手に物怖じしないというのは、
それだけで拍手喝采ですよ。
いずれはチームを引っ張っていく存在になる。
そういう未来が容易に想像できます。
ただ、竜華たちの場合は、
「余裕があるから休んでる」わけじゃないんですよね。
彼女たちはおそらく、勝つためにイチャイチャしている。
もちろんただ単にイチャイチャしたいだけかもしれませんが、
結果的にそれで怜ちゃんパワーが溜まれば、
枕神を呼べる回数も増えますからね。
竜華は準決勝のとき以上に、やべえ仕上がりになる。
そういう覚悟はしておくべきでしょう。
花田先輩の言動もすばらでした!
「姫子の反応で大将戦とリンクしている局が推察されてしまう」
この一文、ちょっと面白すぎませんか?
「哩が縛りをかけたら姫子がビビクンする」
という事実は、色んなところに知れ渡ってるの?
どういう状況でその情報が漏れたの?
等々、色んな疑問が浮かんでくるし、仮に漏れてないとしても、
「知られている」という前提で行動する臨機応変さが見事。
おそらく怜には察知されたのでしょうけど、
気を遣って竜華には伝えない可能性もあるわけで、
このあたりを掘り下げるのかどうかも注目したい部分。
リザベの一端を見破られたかもしれない新道寺と、
枕神の秘密に気付かれもしなかった千里山。
卓外での高度な情報バトル!
大将戦はすでに始まっている!
肝心の副将戦も、激熱な展開。
リザベシックスは、やはり成立せずか。
これで哩先輩は無理をしなければならなくなったわけで、
となると、リザベセブンは発動されるのでしょう。
咲-Saki-本編でのリザベセブンが、
シックス以上に「やばい」描写だとしたら、
今回の感想で書いたことは破綻するわけですが、
それはそれで構いません。
シックス以上のものを見せてもらえるのなら本望です。
何ページめくっても姫子がビビクンし続けてるとか、
そういうのでも全然問題はない。
てなわけで、次回の掲載も楽しみにしています!
片時も目が離せない!
わくわく!
- 関連記事
-
- 咲-Saki- 第180局「利害」
- シノハユ 第49話「協翼」
- 咲-Saki- 第179局「傾蓋」
- 「咲-Saki-全国編Plus」アップデート続報!
- シノハユ 第48話「縦方」
| ホーム |